牛田ニュース 令和2年3月号 「たいまつ」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース 令和2年3月号 「たいまつ」

▼新型コロナウイルスの感染は世界各国に急速に拡がりを見せ歯止めが効かない状況で混乱している。

▼東京2020オリンピック・パラリンピック大会開催については現在の状況を見れば、延期の判断は妥当でアスリート・ファーストの観点からみても正しい選択だ。今後いつまで感染拡大が続くか見通しが立たない状況では致し方ない。また次の開催時期については世界の感染状況にもよるがいまのところ来年7月開催が有力視されている。

▼広島市の主要な行事予定も大きく動いた。広島フラワーフェスティバルは1977年から43回続き今年も約160万人の人出が見込まれていたが、初めて中止の判断をした。

▼また今年は被爆75年の節目にあたり8月6日平和記念式典には国連のグテーレス事務総長をはじめ世界各地から式典に参加が予定されているが松井市長は新型コロナウイルスの感染状況を見ながら直前まで検討を続けるとの考えを示している。

▼5年に一度開かれている核拡散防止条約(NPT)再検討会議が今年は4月下旬からニューヨークの国連本部で開催される予定だったが新型コロナウイルスの世界的感染で延期が発表された。遅くとも一年後までに開催するとのことだ。広島の被爆者団体なども現地で核廃絶を強く訴える機会が今は無くなった。

▼時間がかかりそうだが、ワクチンの開発も急務で各国で進められているようだ。