牛田ニュース 令和元年11月号 「たいまつ」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース 令和元年11月号 「たいまつ」

たいまつ
▼フランシスコ・ローマ教皇が38年ぶりに被爆地広島と長崎を訪問された。今回の来日を前に日本政府はこれまでの法王から教皇に呼称を改めメディアもそれに統一した。

▼「広島・長崎を考えることは核戦争を無くす事」「相互不信によって兵器使用する危険がある。」と警鐘を鳴らした。

▼若者や市民達が憎しみと対立の犠牲者で、平和な社会を思うなら武器や核兵器を手放す努力がいる。

▼「原子力の戦争使用はもとより核兵器を保有することも倫理に反する」と述べ「戦争の為に原子力を利用することは犯罪」と力強く世界に訴えた。核兵器のない世界は実現可能であり、ただちに「核の傘」に頼ることをやめるべきだと政治家たちをただした。

▼来年は核拡散防止条約検討会議(NPT)がニューヨークで開かれる。この条約発効1970年2月から50年の節目にあたる。世界の指導者はどう答えるのか注目したい。
▼そうしたなか今年で第6回目を迎える広島・朝鮮平和子どもサッカー大会があった。子ども達は純真無垢にボールを追いかけていた。相手にぶつかって転んだら手を差しのべ相手を思いやる。互いに思いやりの心を持てば今の両国のトラブルもなくなるだろう。