牛田ニュース 平成31年 2月号 「たいまつ」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース 平成31年 2月号 「たいまつ」

 ここ数年で広島のまちは大きく様変わりし、よりよいまちへと進化を続けている。スポーツ面では、広島東洋カープがリーグ3連覇を果たし、今シーズンは35年ぶりの日本一を目指して、ファン一丸で盛り上がっている。サンフレッチェもようやく新スタジアムが中央公園に建設されることが決定し、王者奪還に向けて始動し始めた。

 

 しかしながら文化面では大変遅れており、広島市の音楽環境の現状には大変驚かされた。各区に建設された区民センターは会議や講演が優先されるため舞台の反響版は移動式であり、客席には単たる板が付いているなど広島市内には世界に誇れるような音楽ホールはひとつもない。そのため、海外からの来日する多くの有名な音楽家たちは、広島市以外で公演をするというのが現状である。

 

 他の政令市には、ミューザ川﨑シンフォニーホールなど世界水準の音楽ホールがあるにもかかわらず、国際平和都市広島にそのような音楽ホールがないのは不思議に思う。日本の広島ではなく、世界の広島になっていくためにも、オペラやクラシック、中高生のアンサンブルコンテストなど様々な音楽に対応できる世界に誇れる音楽ホールの建設が必要である。