牛田ニュース 平成30年 9月号 「たいまつ」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース 平成30年 9月号 「たいまつ」

 広島市議会9月定例会初日、四度目となる永田雅紀広島市議会議長に対する不信任決議案が提出された。全文は以下の通りである。

 

 決議案第17号 議長不信任決議案 永田雅紀広島市議会議長は、平成29年6月定例会で議長を辞職するという辞職願と念書が存在するにもかかわらず、未だ約束は果たされていない。昨年12月に議長不信任決議案を提出し動議も提出され、以降、定例会のたびに議長不信任決議案を提出している。また本年2月には、8031人の広島市民から「信頼と信用」を裏切るものとして、議長交代を求める請願が提出されている。これらの決議案や請願について、広島市議会の議長が永田雅紀議員でなければならないという説明は一切行われていない。本会議においても、反対の討論もなく否決されており、議会制民主主義においてあるべき姿ではない。この一連の態度は議長としてふさわしいものではなく、このままでは広島市議会への市民の信頼を失墜させていくものであり、広島市議会の議長として、市民の声を真摯に受けとめ、誠心誠意応えなければならない。今は、地球温暖化が引き起こしたこのたびの未曾有の災害に対し、本市一丸となって、被災者の安心と被災地復興に努めなければなりません。一刻も早く、広島市議会の正常化を行い、新たなリーダーのもと、広島の明るい未来に向けて舵取りをしていかなければならない。よって永田雅紀議長を信任せず。以上、決議する。平成30年9月19日広島市議会

 

 永田議長の辞職願と辞職に関する念書が存在したこと明らかになっているにもかかわらず、市民との「約束」をいつまで無視し続けるつもりだろうか。永田雅紀議長の母校である崇徳高校には、徳をたっとび、正しい行いをする「崇徳興仁」という建学の精神がある。人生の礎になったと考えられる母校の精神も無視し続けているのはいかがなものか。約束を守ることは当たり前のことであり、市議会議員のリーダーでもある議長が知らぬ顔で約束を破るということはもってのほかである。さらには議会がこの出来事を許していることについても問題だ。「政は正なり」といわれるが、広島市議会は世界の市議会であり、1日でも早く市議会の正常化を図るべきである。

 

 先日、探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに着陸し、ごつごつとした大きな岩が一面に広がるリュウグウの地表の様子を伝えるという夢のある驚きのニュースが届く時代になった。地球温暖化とともに災害の種類や被害の規模も益々巨大化すると予測される。美しく青い地球を守るため、二酸化炭素の発生量を抑えるライフスタイルに改めることが求められる。これからの未来の地球環境を守る子供たちを我々の手で育てていく必要がある。