牛田ニュース 平成29年 1月号 たいまつ「新春放談」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース 平成29年 1月号 たいまつ「新春放談」

 道元は言う、今こそ、見えない未来を切り開け 世界市民平和連合の広島本部の設立

 

 今年は酉年。鶏は夜明けを告げる。また、羽ばたく年と言われているが、大変革の年になりそうだ。その一つが、まさかのトランプ大統領の就任。選挙中に公言していた、TPPの離脱やメキシコへの壁の問題、イスラムの入国拒否等、就任早々世界のあちこちで混乱を起こしている。子どもたちの3学期の始業式、老人ホームの新年会でアメリカ大統領トランプやロシアのプーチン大統領は好きか嫌いか聞いたら、子どもたちや高齢者は、両方とも核兵器や戦争が好きで、嘘をつくから嫌いだと本気で言うので本当にびっくりした。確かにトランプ大統領や、プーチン大統領は第二次世界大戦を引き起こしたドイツのヒトラー、イタリアのムッソリーニ、旧日本軍部等のように独裁的であり、大衆迎合型(ポピュリズム)で、保護主義的、好戦的なところは似ており、第三次世界大戦を引き起こす危険があると床屋のおじさんが言っていたが、本当にそうなるかも知れない。核戦争と地球温暖化で「人間は100年で滅亡する」と言ったホーキング博士の話は現実になるかも。

 

 アメリカ第一主義を主張するトランプ大統領や、EUを離脱したイギリスのメイ首相を始め、ドイツ、フランス、イタリアなど、保護主義を主張する政治家が世界を動かすようなことになるかもしれないが、我々は一体どうすればいいのか。我々に出来ることは何なのかを真剣に考えなければならない。それは、世界の人々が、保護主義(ポピュリズム)ではなく、何千年もかかってようやく勝ち得た、世界が一つになって自由で安全に、安心して幸せに暮らせる、グローバルな自由民主主義社会をいかに正しく、公平に作れるかどうかにかかっている。すなわち、政治屋(Politician)ではなくて、本物の政治家(Statesman)を選ぶことだ。積極的に選挙に参加して、本物に投票することだ。もし、政治屋が出たときには次の選挙で落とすべきだ。トランプ大統領はどうするべきか、アメリカの国民が正しい判断を直ちにしなければならない。フランスのジャックアタリ氏が、超民主主義の世界を言っているが、今の国際連合を超える、知性や教育を中心とした「世界市民平和連合 広島本部の設立」を考えるべきだと思う。

 

 広島市は人口が増えている。超少子高齢化、超人口減少化の時代に、人口が増えることは素晴らしいことだ。200万人広島都市圏構想は広島の生き残りをかけてどんどん進めるべきだ。サッカー球場も中央公園に早期に作るべきだ。広島駅のA、B、Cブロックはできたが、東郵便局のあるDブロックも早期に建設するべきだ。博多に負けている。電車に直結する広島駅の建て替えも大切だ。

 

 東区のまちづくりは新幹線口の再開発や、二葉の里の東警察署移転、中山踏切の早期建設、府中大川の護岸の整備、各地区の道路整備など、政策が決まったらすぐに予算を組み、実行するべきだ。この牛田も皆さんのおかげで人口が増えている。人口が増えれば活性化する。本町6丁目の国有地跡地も、大学のグラウンドやマンション、買い物施設、老人ホームや学童保育、障害児施設、パン屋さんなどができている。ところで、ここで一つ表彰に値することがある。それは、これらを建設する土地の所有者が常盤橋大芝通りの歩道に面している敷地を1メートルから1.5メートル引っ込めると言う。歩道が広がるのだ。こういう事は牛田ニュースの12月号に書かせていただいているが、広島でも珍しい、いいニュースだ。まだまだ牛田本町4丁目の交差点改良とか、早稲田学区の住宅業者による開発も、道路の拡幅や、9号棟前の広場の獲得などぜひやるべきだ。もちろん、牛田、早稲田、新町を循環する道路が必要で、建設のための地元の委員会がいる。新町学区もユースホステルの跡地利用や新町4丁目のお地蔵さんのある交差点の改良も必要だ。地元の自助努力もいる。

 

 AI(人工知能)やIoT(インターネットオブシングス)、ロボット、自動運転、U-BER(スマホで呼べる個人的ハイヤー)等、世界で何兆円事業の事も話題にされている。AIやIoTを利用した地方創生の街づくりも大切だ。

 

 牛田三学区活性化フォーラムのかうちゃん地域通貨や、かうちゃんフォーラムでのカラオケ大会、囲碁大会、ロボット、ペッパーくんがやって来る第5回牛田かうちゃんまつり(3月5日)、また、今年からかうちゃんウォーキングクラブの設立、子ども囲碁、映画クラブなど、もっともっと牛田三学区を楽しく、面白くしたいものだ。