牛田ニュース 平成28年 11月号 「たいまつ」
今年もあと数十日で暮れる。
時間が経つのは意外と速いものだ。
今年の印象的な出来事の一つはカープの二五年ぶりのリーグ優勝であり、二つはアメリカの次期大統領にトランプ氏の“まさか”の当選だろう。
広島東洋カープのセリーグ7回目の優勝があり、広島も大いに盛り上がった。
今年の流行語年間大賞もカープの「神ってる」が選ばれた。
さて、トランプ次期アメリカ大統領の当選を世界の多くの国民はまさかと思っているに違いない。
T・P・Pの離脱やメキシコとの国境に壁をつくると発言したり、世界は国連で多数の国が核兵器廃絶条約の制定を訴えているときに日本に核武装を要請している。
先日新牛田公園で広島と長崎による平和子どもサッカー大会が核兵器廃絶と世界恒久平和を求めて開催されたばかりで、核兵器を持てというのは言語道断だ。
ホーキング博士は核廃絶と地球温暖化を真剣に解決しなければ人間はあと100年しか生きられないと言っている。
ジャックアタリ氏は超民主主義も必要だと言っている。
核兵器廃絶条約を制定できない国連、そして核保有国、我が国を含む各国政府いずれも信用できない時代に入っている。
そんな今こそ新しい世界市民平和連合広島本部が必要な時期が来ているのではないか………。