牛田ニュース 平成28年 1月号 「たいまつ(新春放談)」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース 平成28年 1月号 「たいまつ(新春放談)」

新春
超人口減少時代は自由民主主義社会の確立を!

 今年は年。猿は活発で楽しいものだと聞く。
第21回ひろしま男子駅伝では広島が第二位になったことや琴奨菊の日本人一〇年ぶりの優勝等は胸がすく出来事だ。
 だが、世界では様々な問題がある。
一つには、ISのテロ事件。
二つには、北朝鮮による核実験。
三つには、大企業による不正問題。
四つには、地球温暖化等による異常気象。
五つは、政治家による不正事件等々、挙げればきりがない。

 今、日本で一番大きな問題は、超人口減少化と正義が通らないことだ。
正義といえば、この度の18歳選挙権で国も地方も正しく変わらなければならない
人口減少問題は昨年10月の調査によると
広島県はここ5年間で人口は1万5,928人(0・6%)の減少となった。
中国地方全体も四国も同様に人口減少となる。
中四国の人口減少は日本一だと聞く。

 さて、先日、ある講演会に参加したが
そこでは人口減少の原因は成熟社会にあるという。
人間は将来に不安を抱いた途端、本能的に子孫を残そうとは思わなくなる。
少子化は現代文明の行き詰まりとなり、不安感の広まりだという。
地方創生によって日本の人口を維持し、将来的に増加させるには国民が夢を抱ける次なる文明がいるという。
文明といえば、私的には、フランスの日本消滅を説いたジャック・アタリ氏の「超民主主義社会」とか、
又、核兵器や戦争のない国民が本当に幸せな本物の政治が行なわれる「超自由民主主義社会」の成立ではなかろうか。

 さて、広島市は地方創生総合戦略等を示し「200万人都市構想」を打ち出した。
広島は中四国の中枢であり、世界平和首都であるべきで、それは長崎とともに世界が認めている。
広島の200万人、中四国の1200万人を乗り越えた「地球73億人の中心となるべき広島」という考えで、超平和都市を目指すべきだと思う。
世界の人は人類最初の被爆都市広島に来て被爆の実相を知ってもらいたい。
また広島は国際平和都市として大胆な戦略が要る。それは世界平和首都の建設だ。

 牛田三学区について言えば、
教育・福祉・医療の充実したまちづくりや、高級なベットタウンにふさわしい交通網や区画整理などが要る。

 牛田ニュースも徹底した現場中心で、まちの活性化を図る。
特に若者・女性・高齢者・障害者の意見を中心に、
住民一人一人が光り輝く牛田の地方創生に努めたい。

牛田ニュース主幹 碓井 法明
 牛田ニュース職員一同


平成28年新春座談会の一光景
(「18才選挙権への期待と課題」をテーマに開催された
2016年 新春座談会の一光景)