牛田ニュース平成26年1月号たいまつ | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース平成26年1月号たいまつ

「たいまつ」 394号(2014.1)

 

 

超人口減少時代における牛田三学区のイノベーション
 新年おめでとうございます。昨年は色々とお世話になりましたが、今年もどうぞよろしくお願い致します。
 さて今年は午年。午は幸福を呼ぶとか、ひょうたんから駒といって、楽しく、面白くなるとかいうが、将にそんな年になってもらいたい。
 ところで、年末から年始にかけて頭の中から離れない問題がある。
それは〈地球の悲鳴〉です。
一つは地球温暖化であり
二つは地球の地殻変動
三つは地球のビッグバン
四つは日本の超人口減少化
 地球温暖化についていえば、以前からたびたび警告を受けている。最近でいえば、フィリピンの風速100mを超える超大型台風や南極・北極の氷の融解による白熊の絶命、海面の3m上昇による都市の埋没など。
 ソチで冬季オリンピックが開催されるが、2080年にはソチでも長野でも雪が少なくなり、冬季オリンピックの開催が不可能になるという。日本では札幌のみ可能だとされている。
 二つ目の地球や地殻変動はいよいよ地球も変動期となり、大地震や地下の巨大ホールが増えている。東日本大震災などのマグニチュード9から10の超巨大地震が世界各地で起こっている。
 三つ目の地球のビッグバンは地球が消滅することだ。昨年、東広島市の広大の天文台を訪れたとき、教授から地球は50億年後には太陽が火星まで膨張し、地球はその引力で太陽に飲み込まれるという話を聞いた。そうなるのなら、人間消滅を防ぐため、宇宙科学に対する人間の叡智で地球脱出を本気で考えねばならない。宇宙には何千もの太陽系銀河があると聞く。
 四つ目の超人口減少化はアフリカやアジアで爆発的な人口増加が起きる中で、日本は超少子高齢化とともに、急激な人口減少へと突き進んでいくという問題だ。
 これらの大困難を解決するのは神様でも宇宙人でもない。我々人間だ。今人間は核紛争や原発など小さな、小さな問題を国をあげて争っているが、そんな暇も時間もない。鉄腕アトムは地球を救うために太陽の軌道を変えようと太陽に突進してその命を絶つ。アンパンマンは自分の顔をちぎって人類を助けるが、政治家は一体何をしているのか。こうした人類の存続に関わる重大問題に、なぜ政治家は立ち向かわないのか。すぐに目覚めて対処しなければ、地球が滅んでしまうではないか。
以上はどちらかといえば、中長期的な課題であるが、短期的な課題として〈イノベーション〉がいる。
 一つ目は、二〇二〇東京五輪がある。今年オリンピック革命元年といわれ開催までの六年間で何と一五〇兆円の経済効果が期待されている。地方の一部には不満も聞こえるようだが、決まった以上は、その恩恵を如何に取り込むか。オリンピックを契機に地方がイノベーションを巻き起こし、生まれ変わるべきだ。更には、この勢いをオリンピック後にどう繋げるかという発想が大切だ。
 二つ目は、道州制の州都を前提とした広島イノベーションだ。州都広島が目指す中四国全体の発展ビジョンを描く必要がある。それには先ず市民の為に徹底した議論を行うこと。地方自治の中心は議会、市民からの信頼を確立すること。安全・安心、その上に社会の信頼を築く。広島のリーダーシップが無ければ中四国の未来は無い。まずは、政治屋が政治家に脱皮することから始めよ。ダーウィンは進化論の中で「強いもの、賢いものが生き残るのではなく、変わるものが生き残る」と、まさにその通りである。
 三つ目は、広島市の課題
(1)安佐市民病院の建替えは、①広域的な医療機能、②将来の高度医療への対応、③安佐北区のまちづくりという中長期の観点からの判断がいる。(2)サッカースタジアム建設候補地に旧市民球場跡地、中央公園、広島みなと公園等が上がっているが、広島の街づくり、文化、スポーツ振興の観点から考えたい。(3)世界の平和首都実現に向けて、国連アジア本部の誘致を図る。(4)広大本部跡地は中四国の知の統合機能を軸に再考する。(5)広島新幹線口の高度医療施設は国際戦略特区として取り組む。(6)出島地区には国際交流(メセコン施設)、国際物流(コンテナ埠頭)、国際観光(瀬戸内航路)の3大拠点にしたい。(7)広島駅南口再開発はA・B・Cに続いてDブロック(東郵便局と駅西市街地)の再開発の検討。(8)子ども達の野球やサッカーなど全国大会が開催できるボールパークの整備。
 四つ目は、牛田三学区の課題
(1)2つの大学、高校、2つの中学、3つの小学校、5つの幼稚園、保育園、認定子ども園、6つの老人福祉施設による教育と福祉のまちづくり。公民館、商店街、神社、かうちゃんフォーラムのまつりを生かした住民の絆づくり
(2)牛田、早稲田、新町を結ぶ循環道路の建設
(3)牛田商店街、かうちゃんフォーラムのかうちゃん券(地域通貨)による牛田三学区、商店街の活性化
(4)牛田旭2丁目のロータリー交差点改良、早稲田9号棟広場の確保、バス停の移設
 五つ目は、牛田ニュース
・牛田三学区のコミュニティ誌として 情報発信
・商店街の活性化のためのイノベーシ
 ョン、スマートシティづくり
・広島21グローバル戦略会議牛田支 部の立ち上げ
・7月に牛田ニュース400号発行記 念式典を開催予定
 以上のテーマを掲げて、スタッフ一同しっかり頑張ります。本年もどうかよろしくお願いします。