牛田ニュース 平成25年8月号(389号)「たいまつ」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース 平成25年8月号(389号)「たいまつ」

▼まもなく9月になるが、この異常な暑さは続く。最近の日本全体での異常気象には心が痛む。あちこちで異常な大雨、洪水、崖崩れなどで死者が出ている。この異常気象は人間のなす地球温暖化の影響だろう。この地球温暖化も、世界で起きる紛争も核兵器廃絶も人類の英知を集めれば解決するのではないか。解決できないのは異常な政治家達の本気度の無さ。ジェームス・アレンは我々の本気度が足らないのではないかという。「地球益」「人類益」「国民益」「市民益」を考えていない。▼最近、広島イノベーションとか、広島スマート革命とかいうことをよく聞く。イノベーションという言葉は技術革新、変革、改革という意味だが、東大大学院の伊藤元重教授の「日本経済を創造的に破壊せよ!」という本の中に出てくる。伊藤教授はアベノミックスを提言された先生と聞く。イノベーションにも非連続的イノベーションと連続的イノベーションがあり、前者は情報通信の世界を大きく変えたアップル。山中教授のⅰps細胞など。後者は多くの人がコツコツと積み上げ少しずつシステムを改良し、生産性を高めていくようなイノベーションで日本の得意領域だ。著者はエネルギーと医療・介護が日本にとって非常に重要であり、成長産業だという。▼広島イノベーションは後者の連続的イノベーションであり、有志の政治家や市民が広島の政治・行政改革を本気でやろうというもの。スマート革命も同じ思いであろう。広島の発展は将にこの「政治・行政」の徹底的なイノベーションが必要だと思うのは筆者一人だろうか………。