自助、共助と公助 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

自助、共助と公助

気象庁が2007年10月1日から緊急地震速報をNHK放送で提供することになった。

被害をもたらす主要動が到達する前に広く一般に知らせることによって、地震災害の軽減に役立つものと期待されている。

「天災は忘れた頃にやってくる」とは昔の人がいった教訓だが、最近「天災は忘れる間が無くやってくる」ようになっている。

地球温暖化によって巨大な地震や台風、竜巻、洪水、熱波などが地球上のあちらこちらで発生している。



先日、牛田新町地区の自主防災会主催で洪水・崖崩れを想定した避難訓練が行われた。

平成17年の台風14号では太田川流域で130年確立の大雨が降り、戸坂地区の盲学校前のあたりで、氾濫まで1.7mの高さまで水位があがったことがある。

200年確立の大雨が降ると戸坂地区や牛田新町地区は浸水すると予想されている。

牛田本町地区は盆の底のような位置にあり、川の土手が決壊すれば浸水となる。

実際に昭和25年のキジヤ台風で大きな浸水被害を受けたことがある。



東区では災害時要援護者避難支援事業として今年の11月から「おたすけネット」を立ち上げることになっており、そこでも言われていることだが地元の中学、高校、大学生などに高齢者や障害者などの避難の手助けを大いに期待している。



災害が発生したときに、第一に被害をいかに少なく抑えるか、第二にいかに早く立ち上がることができるかが重要である。



そのために自分が自分の身を守る「自助」と地域で助け合う「共助」と公的な支援として「公助」がかみ合わなければならない。