牛田ニュース5月号(362号)「たいまつ」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュース5月号(362号)「たいまつ」

▼広島光明学園の1階のロビーで東日本大震災の写真展を行なった。そこに置いた
ノートに子どもたち等の感想が書き込まれていた。「悲しくなりました。地震はほん
とうに怖いですね。」「地獄みたい。」「地震は多くの人の命を奪い、死んでしまっ
た人がかわいそうです。」「早く町がなおってほしい。」又ある大人の人は「被爆を
体験したヒロシマの議員に尚更私事のように率先して、被災された人たちの支援につ
いて行動してほしい。」と語っている。▼大地震、大津波、放射能漏れの巨大複合災
害の3重苦で苦しむ時にG8への参加も内閣不信任案提出も被災者や国民を愚弄し
た、政局のみを期待する政治家の驕りにしかすぎない。危機管理の不在、原発安全神
話の崩壊、東電等大手業者のごまかし等、日本国古来の正義感、人間尊厳の精神はど
こにいったのか。▼復興構想会議の被災地に道州制特区を導入し、また土地利用など
の規制の緩和、税制や金融の特例で産業を振興する等一日も早い復旧・復興・再生の
動きをすべきではなかろうか。又福島に行っての感想だが、日本国民の為、いや世界
人類の為に原発は安全性を確認できるまで一時停止し、太陽光等クリーンな再生エネ
ルギーに集中し一刻も早いエネルギー改革を実現することだ。▼120年続いた中央
集権、官僚主導から国の形を変え、地域主権、道州制、を実現するために中国地域で
も広域連合を早急に立ち上げる時期に来ている。そして、国民、市民は本物の政治家
を選ぶことを本気に考えねば日本は必ず沈没する。