核の終末時計の設置で「核のおそろしさ」を伝えてゆきたい | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

核の終末時計の設置で「核のおそろしさ」を伝えてゆきたい

とけい

 広島光明学園保育所の壁に「核の終末時計」が設置された。アメリカのワシントンにある核の時計の大きさと同じ直径が1.8mある。この度のインド、パキスタンの核実験強行により5分進み、核戦争による地球破滅まであと9分となっている。

 ところで世の為政者達は(米、露、英、仏、中等を含む)どうして核実験の魅惑にとりつかれてしまうのか。印、パにしても過去にいかなる経緯があるにせよ、互いに核実験を強行して自国が武力的に優勢にでもなると思っているのか。それでなくとも地球は人類によって汚染され、住みにくくなており、ましてや自分達の頭に死の灰が落ちてくるというのに。

 さて、光明学園での平和の取り組みを聞くと、毎年?平和資料館の見学?語り部を呼び被爆の実相を知る?「しんちゃんの三輪車」や「まっくろなおべんとう」等のブラックライトやスライドでの学習や発表で、子ども達も戦争や原爆の恐ろしさを良く知っていると聞く。広島市の保育園や幼稚園、小中学校においても平和学習がなされていると思うが、幼児期に戦争や原爆の恐ろしさ、平和の大切さを教えることが如何に貴重かと思う。

 広島市にしても、平和研究所ができ著名な明石康所長をお迎えし、この秋にも世界核軍縮会議を開く予定と聞くが、光明学園の「核の終末時計」ではないが、国の平和記念館にでも、核時計を設置し市民や世界に「核のおそろしさ」を啓蒙したらと思おうが如何に!