人間力 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

人間力

この度の通常国会に提出され、大きな国民的議論を呼んでいる教育3法案は衆議院の教育再生特別委員会で可決され衆議院に送られた。

教育再生については今盛んに言われている「いじめ、虐待問題や、後を絶たない青少年の非行問題、又いわゆるゆとりの教育」のあり方など、今一度国民的な課題として私達は真剣に考えなくてはならない。



将に安部総理のいう「国家百年の計」だ。

急ぐ必要はなく、あらゆる角度で議論が必要だ。

今の世の中は政治的にも経済的にも環境的にも性急すぎて、子ども達だけではなく、高齢者や一般市民もゆとりがない。



子どもの学力低下や体力不足、犯罪増加の問題も、一概に「ゆとり教育」の原因でもあるまい。

子ども達には、世界で生きていくために「読み・書き・ソロバン」など基礎知識として必要最小限は必要であり、それ以上は一人ひとりの子どもの興味と習熟の程度に応じて学年にかかわらず習熟度制、選択制のクラス編成とし、授業を行えばと思う。



何度も言っているが小学校の時に恩師から習った「知・徳・体」「真・善・美」は人間として、社会人として暮す大切な教えだと思う。



今は「ゆとり教育」の中の総合学習、特別活動、道徳、家庭、体育など人間力の基礎となる学習は最低限度学ぶ必要がある。

それが、今、日本に欠けている「知・情・意」の教育ではないか。

そこで「家庭での教育」「学校の教育」「地域や社会での教育力」と子ども達本来の持つ「人間力」を今私達は大切にしなければならない。

国も教育委員会もこの「人間力の再生」が一番だと思うが如何。