新たな時代のはじまり! 東区から広島が変わる① | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

新たな時代のはじまり! 東区から広島が変わる①


東区の「まちづくり検討会」を開催
去る11月24日には、東区在住の有志の方にお集まりいただき有難うございました。皆様から話題提供いただいた、この地域の問題点や改善提案を紹介いたします。ご意見やご要望がありましたら、お気軽に申し付けて下さるようお願いします。

皆さんこんにちは(挨拶)
先の衆院選の結果新政権がスタートし、中央ではこれまでとは異なる切り口でもって、日々新たな政策が繰り広げられております。例えば、国民公開のもとでの事業仕分けや、これまでの各省庁への陳情要望活動が禁止されるなど、様々な問題点や不安材料を抱えつつも、いま「新たな時代」が始まっています。
その一方で、問題なのは中央政治の大胆な変革に対して、地方が十分キャッチアップ出来ていないのではないか。残念ながら地方政治は大変出遅れていると感じています。新政権は、地方政策に関して「地域主権」を前面に掲げ、地域主権戦略局をスタートさせるとしています。その場合、政策の受け皿として重要なのが、「地方議会」であるとし、地方が議会改革を進めるために、「地方自治法の改正」に取り組む考えを示しています。
 今後の地域主権への流れのなかで、「地方のことは地方に」の考え方のもと、「広島市のことは広島市民で」「東区のことは東区民で解決する姿勢」が大事になってまいります。そこで、この検討会は、まさにこうした理念を先取りするかたちで立ち上げ、皆さまから頂いた提案などを「東区ニュース」という形で広報すると共に、広島市の政策に反映させていくことを目的としており、「東区から広島市を変えいく契機にしたい」と思っています。
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総合計画に「芸備線の強化」が盛込まれる
このたび改定される広島市の総合計画に「芸備線の強化」が盛込まれました。
これは、本会の初回の検討会議で、「芸備線の活用」について、皆様から強いご要望をいただきました。そこで、本誌の第41号に「東区民の足として芸備線を活かそう」と題して特集を組み、掲載させて頂きました。そして、この話題が委員会でも取り上げられ、このたびの総合計画に反映されることになりました。基本計画の第3章第4節の都市交通の有効活用として、「JR芸備線の輸送力、利便性の向上について検討を進める」と記載されました。
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可部線との環状化運転を
広島市に、芸備線の強化に関する具体的な取り組みついて問い合わせたところ、①可部線の可部駅~河戸駅への電化延伸 ②併せて緑井以北の輸送力改善(現在緑井まではラッシュ時10分間隔運転) を優先的に考えている。芸備線の強化策については、まず芸備・可部線の環状化プランは、③新線の計画と併せて、④芸備線の電化による統一が必要とされる。そのため順番として、⑤まずは芸備線における(離合施設を考慮した)「新駅設置の検討という議論」が必要だろうとの回答がありました。

高齢化・環境対策の観点から
芸備線の強化については、近年は沿線の住宅地域における高齢化による、マイカー離れが進んでおり、もしも公共交通の支援が無ければ、人口流出・過疎問題に直面すること。また、マイカーから軌道系交通へのシフトは環境対策の面からも必要であるとの指摘がありました。

新駅はローコスト型で
東区内の新駅は、「中山新駅」として中山踏切の北側、「戸坂新町駅」として戸坂の東浄団地入口交差点西側が候補地とし、「ホームや駅舎は出来るだけローコストで建設し、新型カードに対応した無人駅でよい」との要望を頂きました。
また以前に要望したとき、「勾配があるため駅が設置できない」との回答があったようです。駅の設置条件に関しては、①軌道建設規程に10パーミル以下という基準はあるが、特例や例外措置もあること。②前後に勾配を設け駅の区間を緩くすること。③予定地付近には戦前1941年まで「安芸中山駅」「石ヶ原駅」の2駅が存在したこと。つまり、実現に向けて、「様々な角度から対応策を講じる必要がある」と考えられます。