牛田2000年・ミレニアム「花と緑と文化とスポーツの祭典を!」 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田2000年・ミレニアム「花と緑と文化とスポーツの祭典を!」

 今年は2000年。ミレニアムの新世紀でもあり又、辰年で上り龍とも言われ、景気の良い明るい希望と躍進の年としたいものです。

 さて、二十一世紀はどんな年になるか日、米、中、仏、タイの五箇国のアンケートを見てみると、良くなると答えた人が50パーセント。悪くなると答えた人が27パーセント。また二十一世紀のイメージはどんなイメージかと聞いたところ中国、タイは「希望」と「繁栄」日本は「混迷」と「不安」と答えた人が多いそうです。

 二十一世紀の世界をよくするためには、アメリカは「宗教」、タイ、中国は「経済」、フランスは「科学」、日本は意外にも「政治」がトップになっています。将に日本の世情は「混迷と不安」であり、この原因は政治、経済、教育、宗教などにあるのではないかと思います。



(一)政治についていえば、百年に一度あるかないかの戦後最大の政治改革として、平成十三年の一月より施行される、中央省庁改革関連法があり、一府二十四省庁からなる中央省庁の大改革となります。

 地方においては地方分権の一括法がこの四月より施行され財源問題ともども「地方の時代」にしなくてはなりません。指導者たる政治家自身、決断力、先見性をもって、社会のさまざまな知恵を集め真の国民の公益を追求すべきだと思います。



(二)次に経済問題では、デフレ基調で経済成長率は1パーセント台といわれています。デフレは物が安くなりボーダレスの時代ですから国際的規模の価格競争となり企業統合しかなく、ますます市場原理が導入され、規制緩和と自由競争の時代となります。



(三)かつては世界からその質の高さを注目された学校教育も今では荒廃し、学力や規律の低下など当時の面影はありません。「智、徳、体」「知、情、意」といったバランスのとれた人間形成の基礎を家庭、学校、地域社会が一つになって教える必要があります。



 小さい子どものときから「何が正しいのか」「善悪の区別」をしっかりと躾なければなりません。

 

 広島市の問題といえば第一に行政改革でしょう。市債(借金)も約一兆円はあります。市民一人あたり約九十万円となり国の国債(借金)六百兆円とあわせると市民一人あたり約六百万円の借金をかかえている計算になります。財政再建は急務です。

 第二は経済の活性化です。大企業だけでなく、中小企業にも低利融資、ベンチャー企業の育成など景気回復が必要です。

 第三に交通渋滞を解決する立体高速道路網の整備やアストラムラインの延進など大量輸送機関の充実、介護保険の円滑な導入など、第四次元総合計画の充実により、魅力的な都市づくりが大切です。

 さて、「牛田まちづくり委員会」が町民のアンケートを参考に色々と牛田まちづくりについて提案しています。新たな道路、下水道、早稲田公民館、集会所、公園、二又川のはみ出し道路、牛田総合公園の開発などのハード面から高齢者福祉ボランティアに関するソフト面まで数々の提案がされています。

 ところで牛田も2000年を迎えます。そこで「牛田2000年・ミレニアム・花と緑と文化とスポーツの祭典」を提案したいと思います。というのは、広島市では十一月には第十五回国民文化祭もあることであり、牛田総合公園の中に先年姉妹都市を結んだモントリオールの公園を設置したらどうかという声を聞きます。また今年は不動院を再建した安国寺恵瓊の没後400年にもなるし、牛田の見立て山に毛利輝元公像の建立や牛田山の記念塔の改修、牛田町誌の完成、牛田三学区大スポーツ大会の開催、又神田橋川祭り、介護保険元年にちなんで、介護、ボランティア福祉のまちづくりシンボジューム開催などこれからのイベントをこの新世紀の一年を通じて若者を中心に開催したらと思いますが如何に!