広島市基本構想・基本計画特別委員会3 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

広島市基本構想・基本計画特別委員会3

21. 認定子ども園の追加を
 それから次に、認定子ども園の設置が増えていますから、56ぺージの幼保一元化の取組に、認定こども園も入れていただきたいと要望します。

22.高齢者福祉の充実を
 高齢者福祉でありますが、健康で生き生きと暮らせる都市環境の創造に「高齢者」という言葉が無い。基本構想の中にも、またその頭に「高齢者」という言葉を一つ入れたらどうかと提案しておきます。

23.施設の積極的な整備を
 それからですね、今度の基本計画の64ページ、高齢者福祉施設などの計画的整備でありますが、特養の場合は待機者が3,900名、認知高齢者についてもかなりの数字が出ており、毎年360人の整備をすることになっていますが、日常生活権という考え方も、特にグループホームで考え直す必要があると思います。積極的な計画整備を入れるか入れないか答えてください。

高齢福祉部長
 特別養護老人ホームの整備計画につきましては、21年度から3か年で特別養護老人ホーム360人分の整備を行います。それと認知症高齢者グループホームにつきましても、3か年で504人分の整備を促進するというふうに考えております。本市の取組姿勢がより明確になるよう文言について検討したいと考えております。

24.州立大学の設立を
碓井
 それから、基本構想6ページ、基本計画78ページの高等教育の充実。いわゆる「州立大学の設立」という言葉を入れてもらいたい。道州制時代に県立大学や国立大学をどうするのかも視野におきながら、州立大学のことも検討しないといけない。でなければ、広島は沈没しますよ。これ何回言っても理解されないですが、まずは、入れることから考えてみてください。

25.メセコン機能の問題
 それから広島市は、観光客数にしても国際会議にしても数が少ない。先日横浜の世界最大級といわれるコンベンションセンター、「パシフィコ横浜」を見ました。間口が300m、奥行きが150mのホールは凄いです。州都広島にも、ああいうものが要りますよ。

26.水素自動車のインフラ支援を
 基本構想9ページに、マツダの固有名詞が挙がってますけれどもロータリーエンジン+水素エネルギーの活用策を具体的に書いたほうがいいんじゃありませんか。環境政策、環境産業にしっかり取組む必要があります。
 それから次に、農林水産の振興や広域交通は、またやります。

27.広島独自の政策提起を
 今回の衆院選は、マニフェスト選択型の選挙でもって、次の政権では道州制や地方分権が間違いなく入ります。それから「地方側の拒否権」を与えた橋本下知事が、国と地方自治体の協議機関「自治院」の創設の試案を書いておりますが、広島市も国との調整や交渉において、独自の政策課題や政策提起を出すようにお願いします。

28.「大都市州」の削除を
 それから指定都市は「大都市州を目指すべきである」と書いてありますが、これは問題がある。中国地方の場合、指定都市の広島と岡山が大都市州となり、その他が中国州となって、この地方が弱小の3つの州に分割されたらどうなりますか。これは非常に求心力を失って、関西州とか九州の属国になります。大都市州の重大な問題点を、きちっと認識してください。

29.市議会改革の記述を
 これはですね、市長の率いる行政と議会からなる二元代表制と言いました。だから、基本計画には、行政の改革を述べるだけではなく、「市議会改革」をきちっと盛り込む必要があるのではないですか。

30.広島市のリーダーシップを
 これはですね、「他の指定都市と連携して云々」というのが僅か2ページに3回も出てくる。あまりにも「他力本願」ではないですか。広島の独自性は、どこにあるのですか。よく考えていただきたい。
いまや、もの言わぬ地域、もの言わぬ議会では埋没します。大阪府の橋下知事や宮崎県の東国原知事みたいに、他県をリードするとこが脚光を浴びて、マニフェストにも道州制や地方分権が入ってきたではありませんか。だから、広島市は「もの言うリーダーシップ」を是非発揮していただきたい。オバマ頼みの「オバマジョリティ」はダメです。