牛田ニュースたいまつ (平成22年4月号) | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

牛田ニュースたいまつ (平成22年4月号)

▼今の日本は政治・経済・文化・スポーツ等々三流・四流になり下がっている。政治
では民主党の期待はずれのあの大ていたらく。自民党も新党続出で政党支持率の低下
は目を覆うばかり。経済のGDPも続落。中国にあっさりとその地位を奪われ、イン
ド等にも近く追い抜かれる。トヨタはリコール問題などで販売の大幅減少。囲碁の世
界では名人戦も棋聖戦も中国や韓国にその地位を奪われようとしている。先日のバン
クーバー冬季オリンピック大会で、日本は金メダルを一つも取れない。相撲界に到っ
ては、ここ何年も日本人の横綱が出ていない。どこか日本の世の中のシステムが狂っ
ているのだろう。

▼丹羽宇一郎著の「新日本開国論」を読んだが、新リーダーの条件
として「我慢・挑戦・根性」がいる。まことにそのとおりだ。「自分と勝負して、克
己心を取り戻せ」と言っている。前PHP社長の江口克彦氏は松下幸之助の成功の法
則として「熱意・感動・些細・育てる心・責任」の五つが人生の扉をひらくと言う。
一番に「熱意」なのだ。即ちやる気満々の心だ。「やる気」は歳には関係ない。今、
日本の各界の衰退の原因に、この「本物をやる」情熱が欠けている。アンパンマンで
はないが、弱い、正しい、一生懸命働いて汗を流した者、努力した者が真に救われる
社会でなくてはならない。

▼民主党の子ども手当ても、高速道路無料化も、事業仕分
けも単なる一時的な現金のバラマキではなく、真に国民の豊かさにつながる恒久政策
がいる。国民も生活を守る本物の政党はどこなのか、しっかり見守っていかねば日本
の明日はない。「国民の国民による国民の為の政治」がいわれて久しい。