旧清水邸跡地へ公園(緊急避難地)整備を実現しよう! | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

旧清水邸跡地へ公園(緊急避難地)整備を実現しよう!

清水邸跡地牛田東1丁目周辺の町内会長ら8名が旧清水邸跡地に公園(緊急避難地)整備を実現するため、2月27日、現在まで集まった約3000名の署名を携え、広島市役所と中国財務局に陳情を行ないました。



 広島市都市計画局長は「あの場所(旧清水邸跡地)には公園を整備しなくてはならないと考えています。単に公園としてだけでなく、緊急避難地としても必要であると思います。なぜなら、阪神大震災の例をみても、学校や公民館などの大きな避難地よりも、身近な児童公園のほうが防災避難地としておおいに活用されたからです。しかしながら、財政状況を考えると予算をたてるのが難しいのが現状です」と話しました。



 また、中国財務局では、「広島市は平成16年までに旧清水邸跡地を購入する旨の確約書をこちらに提出しています。平成16年・18年と2度話がありましたが、財政難を理由に実現されていません。国の土地としてこれ以上引き延ばすことができない状況にあります」とのことでした。



 これまでの陳情の経緯は、広島市財政局管財課長から中国財政局長あてに提出した文書(平成12年3月17日付)で、「旧清水邸跡地を公園用地として利用したいので平成13年以降に取得を予定している」と明記されています。そして平成12年以降、毎年東区から公園整備の要望が出されていますが現在まで予算化されていません。



平成17年5月、中国財務局は広島市に「予算化の目途が立たなければ平成18年6月に民間も含めた入札処分に供する」と通告しています。



 このまま入札処分になり民間が落札した場合、公園・緊急避難地として地域で必要としている貴重な場所がマンションや駐車場になってしまいます。これは清水さんの希望しない使われ方であり、将来世代にとっても旧清水邸跡地は公園(緊急避難地)にすべきだという声が強くなっています。



 そのためにも今後は広島市へ予算化の陳情を重ねると同時に、中国財務局へ入札処分の延期か無償貸与を陳情してゆく必要があります。それには、より多くの方々の署名が必要となります。



牛田ニュースとしても地域住民の方々にこの状況を理解していただき、実現のための署名活動を広げてゆきたいと考えております。



 牛田東1丁目の旧清水邸跡地へ公園(緊急避難地)整備を実現しよう!





【クリップ】



旧清水邸跡地とは・・・



故 清水宗吉さんの土地。



清水さんはこの土地を公園・道路・集会所など地域の方々のために利用することを希望しており、広島市へ寄付するはずだった。(生前、清水さんのお世話をしていた身近な方の証言より)



裁判により清水さんには法定相続人がいないことが確認され、本人の意思が届かないまま中国財務局に帰属されることになった。