清水邸について | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

清水邸について

長年の住民の願いが叶い旧清水邸跡地(牛田東一丁目)が
『牛田東第四公園』として整備

 長い間国の財産として管理されていた旧清水邸跡地(牛田東一丁目面積一五四六�
・五〇〇坪弱)を公園に整備してほしいという牛田社協歴代会長(池田・宗像)、関
係町内会長(南二・河野、早一・和田、東一・月岡・山本、東二・児玉・堂内)他、
地元周辺住民の要望がやっと叶い、「牛田東第四公園(街区公園)」として整備され
ることになりました。

 旧清水邸跡地は平成十年から国の財産として中国財務局管理となり、未利用のまま
今日に至っていました。清水さんは「地域のために公園や集会所・道路などに利用し
てほしい」と希望されていたとのことです。地域の住民代表らはその意向を踏まえた
上で、近隣に不足する子どもの遊び場や災害時の緊急避難地にもなる公園の整備を広
島市へ要望を繰り返してきました。

 これまでに広島市は中国財務局に対して公園用地として当該地の購入の意向を伝え
てきましたが、財政難から用地買収を伴う公園整備はすべて中止の方針に転換された
ことにより、事業が停滞しました。広島市が買収できなければ、入札処分により民間
に売却される可能性が高まる時期もあり、平成十八年二月には、地域の住民は公園整
備を求める約三千人の署名を集めて広島市に提出すると同時に、『旧清水邸跡地へ公
園(緊急避難地)整備を実現しよう』と書いた看板約三〇〇枚を当該地の周辺近くに
設置し、広く市民に訴えると同時に広島市や中国財務局へ何度もアピールを行ないま
した。こうした長年の活動が実り、平成二十二年度広島市予算に一億七二〇〇万円が
計上されることになりました。敷地の三分の二を市が買収し、残り三分の一は国から
の借地として使用できることになりました。これは他地区の苗圃(びょうほ)園地を
道路建設用地に売却し、その代替地として苗圃機能(樹木の苗を育てる)をもった公
園を牛田につくるとするものです。

 平成二十二年度事業として用地測量や実施設計が行なわれ、それをもとに国庫補助
申請や土地の分筆手続きが進められることになります。そして早ければ次年度中にも
緊急避難地や苗圃の機能を併せ持った「牛田東第四公園」が整備されることになりま
す。