【核の終末時計を設置】 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

【核の終末時計を設置】

広島光明学園の壁に、一九九八(平成十)年、「核の終末時計」が設置された。直径一・八メートルと、アメリカのワシントンにある各時計と同じ大きさである。一九九八年七月時点では、インド・パキスタンの核実験強行により五分針が進められ、核戦争による地球破滅まであと九分となっている。

 その他の光明学園での平和への取り組みを聞くと㈰平和資料館の見学㈪語り部に被爆実相を聞く㈫ブラックライトやスライドで平和学習や発表を行う等。毎年のこうした取り組みのおかげで、子どもたちは戦争や原爆の恐ろしさをよく認識しているという。広島市の保育園や幼稚園、小中学校においても平和学習が行われているが、幼児期に平和の大切さを教えることがいかに貴重かと思う。

 光明学園の「核の終末時計」ではないが、国の平和記念館にも核時計を設置し、市民や世界へ「核の恐ろしさ」を訴えたらどうだろう。