「不安千里を走った」この一年の回顧 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

「不安千里を走った」この一年の回顧

 今年もあと数日で終わる。この一年、虎ではないが「不安千里を走る」年だった。この不安は日本・アジア・ロシア・ヨーロッパ・アメリカ等、世界を走りまわった。不安の主な原因はバブル経済の崩壊である巨大な不良債権だ。また五月の印・パによる核実験強行、十二月の米・ロの臨海前核実験、そして今度のイラクへの空爆・クリントン大統領の弾劾裁判等「核・戦争、千里を走る」思いがする。国内も政治、経済、教育、福祉不安等、特に生活不安、老後不安、金融不安は高齢者の心と生活に直撃している。

 ところで牛田のこの一年の出来事といえば、四月には一人暮らしの老人のための「生き生きサロン」の開設。また牛田総合公園に町民による三百本の桜の木の植樹。六月には広島一の利用者を誇る牛田公民館の十周年ふる里祭り。七月の第五回ほおずき祭りには約八万人が参加、広島市の祭りとして定着した。八月、水道百年フェスタの開催。十一月、早稲田集会所十五周年、また神田山荘の温泉付きのクアハウスの落成。十二月、町づくり協議会による全牛田町民へのアンケート調査の実施等、夢のある、不安のない二十一世紀への町づくりに向けてスタートした。

 牛田の課題として、早稲田学区の公民館の建設、牛田・早稲田・新町を結ぶ生活道路の新設、牛田小学校の増改築、三学区への公園建設、また牛田歴史資料館の設置等、やらなくてはいけないこと、ハード・ソフトが多くある。来年はうさぎ年だが、不安のない発展・飛躍の年としたいものだ。