突然、私のスマホが振動しました。
えっ?母から電話?
オペ後1日目だけど?
恐る恐る電話に出ると、確かに母でした。
「もしもし、スージー?」
その声は、ふわふわしています。
術後1日目にして、車イスに移乗したとのこと。
そして通話可のデイルームまで連れてきてもらったのだそう。
それからは【車椅子に乗る→デイルームに行く→電話をかける】ということが日課になりました。
“ベッドから起き上がる、立つ、車椅子にすわる“
痛みを伴うこの動作が大変で、あぶら汗をだしながら頑張っているとのこと。
術後しばらく経過しても、相変わらずのふわふわした声なんです。
芯がないというか。最初はオペの影響かな?と思っていたのですが、続くんですよね。
私の胸がざわざわしました。
でもね、不思議と孫と話す時は、芯がある声なんです。しっかりと聞き取りやすい👂
とにかく単調な入院生活で、認知症になってしまったら大変!なので私もあれこれ考えました。
「そうだ新聞を毎日定期購読しようか!」
「うちの病院、売店がないから無理だね」
と一蹴する義姉。
「お母さん、ワイドショー好きじゃない!週刊 ◯性とか、差し入れる?」
「メガネも度があってないし、字を読むのがお っくうでね。だから読まない」と一蹴する母。
「ポータブルDVDを持っていこうか?大好きな 韓流ドラマを観たら?」
「1日3回もリハビリがあるから、疲れちゃって ね。だからいいわ」
結局、名刺サイズのラジオ、いつでもテレビが観られるようにテレビカード代を差し入れました。
差し入れは、外来ロビーで病棟ナースに託すので、母には会えません。
ビデオ通話ができればよかったのですが、母はガラケー。
なので身のまわりのものを差し入れる時は、少しでも母の励みになるように、子どもが書いた手紙などを一緒に入れて、孫と文通のように、やりとりでるようにしました。
母も返事を書いてくれるのですが、、、
糸ミミズのような字体で、文末にいく程、字の大きさが、段々小さくなってしまっているんです。
震えるような字を書く高齢の方もいらっしゃいますが、字は同じ大きさです。母の書く字は、小さくなっていくのです。
あれ?これ、ちょっと変だよね?
私の胸がまたざわざわします。
そして術後1ヶ月がたち、母を交えて、院長から
一方的な話術後の経過と今後の方針が話されることになり、その時だけ、母に会えることになったのですが、、、
その時の衝撃は今でも忘れられません
次回は、その時のことについて、書きたいと思います。
ちょっと毒を吐かせてください
病院の紙パンツ、パットは高いので、少しでも安く済ませようとドラッグストアで買って、病院に持っていったんです、、、
が、しかし、、、
「あー😮💨、病院のやつしか使えないの。もし家族が持ち込んだやつを使ったら、使ったやつを家族に持ち帰ってもらう決まりになってるんだ。コロナだからね」
はっ?えっ?
使用済みパットや紙パンツを持って帰れって?
それが嫌なら大人しく病院指定のやつを使いな
ってこと? ここは保育園か?
「お義姉さん、では持ち帰りますので、使用済みのもの取り置きしておいてください」
意地になって言ってみればよかったかな?
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