円形脱毛症の治療には1）ステロイド局所注射法２）局所免疫療法という２つがおもに用いられています。
1）ステロイド局所注射法
免疫を抑える働きを持つステロイド(副腎皮質ホルモン)注射する治療です。
単発型と多発型の成人では治療の第一選択となります。
１回の注射でステロイドが行き渡る範囲は、１平方センチメートル程度。脱毛している範囲に応じて複数回の注射が求められます。
短期間に広く大量の脱毛が起こっているケースでは、ステロイドパルス療法が用いられることもあります。
これは短期間に大量のステロイド剤を点滴注射する方法であり、通常は入院して行います。
２）局所免疫療法
脱毛を起こしている部分に、化学物質を塗り軽いかぶれを起こして治療につなげようとするものです。
年齢を問わず、多発型、全頭型、汎発型の患者さんでは、治療の第一選択枝となります。
荒っぽく思えますが、すでに40年以上の長き歴史があり、多くの成果を挙げており、副作用も少なく安全性は確立されています。
この療法は、皮膚に意図的にかぶれを起こし脱毛につながる自己免疫反応を引き起こしているＴリンパ球とは別のＴリンパ球を集めます。それにより、免疫のバランスを整えて自己免疫反応を抑え込み、発毛を促すのが狙いです。
この他にも、円形脱毛症の治療法としては、液体窒素療法、ドライアイス圧低療法、紫外線療法などがあります。
円形脱毛症の病態は複雑であり、治療には根気が求められます。
主治医とも相談して、自らにフィットする治療法を選ぶようにしてください。
ある日突如として始まり、短期間で外見が劇的に変わってしまう全頭型や汎発型では精神面でのショックも大きく、発症後のメンタルケアも欠かせません。
施術名：自毛植毛
施術の説明：薄毛になりにくい後頭部・側頭部の毛根をに採取し、前頭部や頭頂部の薄くなった部分に移植する手術です。 移植した毛髪は薄毛になりにくい性質を保ったまま定着し、一生涯、生え変わり続けます。
施術の副作用（リスク）：施術に伴い、痛み、赤み・熱感、初期脱毛、切れ毛・抜け毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。
施術の価格：346,500円～1,890,000円
■■ 湘南AGAクリニック■■
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