sophia philein -22ページ目

MIB2(映画)、花ボーロ、土星マンション(岩岡ヒサエ)

今日はメンインブラック2を見た。

実にエンターテイメントで宇宙人とかがいっぱい出てきて「たのしさ」「ユーモア」が味わえる作品でした。


花ボーロは懐かしくもやさしい雰囲気をかもし出している作品でほっこりできました。

それに自分の昔のことを思い出して、懐かしむと同時にもう戻れないことに対して少し切ない気持ちになりました。


土星マンションは優しい作品で日常を生活していく中での思いやりを考えされられました。

俺は漫画とか小説を読んで、

人が人に対する思いやりを持つことの大切さを再認識させてもらってきたように思います。

こういった作品を時間に追われずゆっくり読んでいると、

時間がゆっくりたっているような錯覚がして本当に幸せです。


しかしながら、最近感情に対する感性?感覚が日に日に鈍くなっているように思います。

やばい。

幼い頃は何でも初体験で出会うことにそれぞれ感動するけど、今の日常の中で新しいことに出会うことは日々難しくなってる。

小学一年生時の初めての夏休みはわくわくしたけど、

高校三年時の夏休みはもう当たり前のように感じてしまうように。

新しい物を求めて、

直接体験を求めて、

インドに行ってきます。



一角獣(小池真理子)

今日は電車にのってる時間が長かったので一冊の短編小説が読めた。

一角獣

八つの作品が収録されている作品で、あとがきで作者が「会心の出来」と評する通り、一角獣が一番面白かった。

ほかの作品では暗さやエロさ(エロさは使い方を間違えると其の作品を醜くしたり低俗にしたりすると思う。)が若干のノイズとなっているのに対して、一角獣においては作中の良いアクセントとなっている。

一角獣以外の作品は今の俺にはそれほどのインパクトは無く、読み終えて数時間たつ今、あんまり内容を覚えていない。


今日の駅から家路へ向かう中、

「ぶーーーぅ」「むーーー」と言ううなり声が聞こえた。

振り向くと年は20台中盤ぐらいの青年がうなり声を上げていた。

こういうときに、奇異の目で見てはいけないと感じる。又其の感じることに対して若干の後ろめたさもある。

又、奇異の目で見られているのだろうと想像し少し悲しくなる。

そんなことを考えていると

「しゅっしゅっしゅっしゅっしゅしゅしゅ!!」

と突然走り出した。

二十メートルほど走ると彼は又

うなり声を上げていた。

考えてみるとそこは線路沿いだった。

彼は列車になったのだろうか?

それとも別の何かなのだろうか?

あのうなり声はエネルギーをチャージしているのかもしれない!

そんなことを考えていると急に、彼とともに

「しゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅ!!」

と走りたくなった

彼は彼で自分の世界を楽しんでいて

そこはもしかしてすばらしい世界なのかもしれない

と思うと今まで開いていた奇異の目は閉じた

今日は満月がとてもきれいだ

失楽園(諸星大二郎)、エラゴン(映画)

今日は諸星大二郎の失楽園をよんだ。基本的に諸星作品はダークな空気がただよってる。今日はダークなテンションだったのでよりダークになった。でも異世界を創造する作品は好きだ。

異性物とか異次元とか。

リアリティがあればあるほどその中で新しいものの考え方に出会えて自分の中の創造性が広がるんじゃないかと思う。

手塚治虫の火の鳥とか小田ひで次のミヨリの森、クーの世界とかね。

予想が出来ないものが出てくるとわくわくする。

ある本で「読者が最後の作者だ。」

見たいな事が書いてあった。

それそうだよねー


今日久しぶりに家族三人で映画見ました。

エラゴン見ました。

大画面で見ると楽しかったけど、主人公の未熟さによって一緒に旅をしている人を殺してしまったときイライラした。

映画を見たときそういう場面があるとムダに子どもへの影響を考えてしまう。

子どもの物心つくときにあんまりアメリカの大衆映画を見せたくないかなぁ。