この記事は以下の
前回の投稿の続きとなります。
まだ①を見ていない方は
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ここまで、
社会人になってから
ずっと教育の仕事に
就いてきました。
公立の小学校、中学校、
私立の専門学校、大学と、
様々な年齢の生徒や
学生と接する仕事を
してきました。
もはや鉄板
と言って良いほど
頻繁に起こります。
子どもは知らん顔を
している様で、案外
親の財布を見ています。
なかでも
「うちは兄弟多くて、
自分は一番下やから
習い事したい話は
自分からは言えへん。
ほんまは英語も野球も
やってみたいけど…」
こんなことも
ありました。
小学校の4年生が
家の雰囲気を読んで
自分の行動を
決めている現実。
このまま時間だけが
いたずらに過ぎていき、
この子はそのまま大人に
なってしまうんだろうか
と思うと、なんだか
とてつもなく気の毒
というか
申し訳ない気持ちに
なったのは、未だに
鮮明に覚えています。
「もしこの子が
塾に行ったりして
勉強を始めたら、
大体これくらいは
最低でも伸びるな」
ということは
容易に想像できます。
だから逆の計算も働いて、
「これだけの伸びしろを
放置しておくなんて
なんという人生の損失」
とも思ってしまうのです。
私にとって
人の良いところを
開拓して見つけるのは
趣味みたいなもので、
教えることよりも、
人を育てることが
本当に好きで
この仕事をしています。
だから、目の前でぱっと
咲きかかっている花に
水やりをしないというのは、
かなり心が痛みます。
公立の小中学校で
働いていると、
その連続です。
「この子はこれが
得意だから、この
習い事させてあげて
くださいね!」
とすべての親に
言いたいと
何度思ったか。
だから授業料が
あろうがなかろうが
真剣に人を育てたい
という心意気なので、
小5まで授業料がなくても
何の痛手にも感じていない
という実態です。
手を抜くこともないし、
むしろそれが大きな
やりがいです。
例えるなら、
引退したプロ野球選手が
タダでも良いから
世の中のホームランバッター
一人でも多く育てたいです!
って言ってるのと
ほぼ同じです。
だからこうして
英語学習の敷居を
下げることで、
親の財布もハッピー
子どもの将来もハッピー
になると、
私もハッピー
という幸せの循環が
成り立つので、
そんな世界が
続いたらなぁ
と思っています。
執筆者:代表板垣