切り抜きは画像処理の中ではメジャーの手法「範囲選択」を使います。

上手く「範囲選択」すれば綺麗に切り抜きを行うことができます。

  Sampleです

元画像です。

ここから顔だけを切り抜きます。

まず、不必要な要素を取り除くため、「背景削除」を行います。

Windowsの標準機能でもできます。

ここではGIMPのPlugInの「remove.bg」を使いました。

背景を削除した画像から、「自由選択ツール」を使って切り抜きます。

髪の毛の輪郭に沿って、選択していきます。

囲い込めたら、選択範囲をぼかす処理を行います。

メニューから「選択」>「境界をぼかす」を選択して、画像を見ながら「縁をぼかす量」を調整します。

「縁をぼかす量」は、画像サイズ・解像度によりことないります。

大体の目安は、サイズ:1152×2048px 解像度:300dpiの場合6~12pxくらいに設定します。

コピーして、新しいレイヤーに貼り付けたところです。

これで顔の画像を部品として使うことができるようになります。

このレイヤーを全選択(Ctrl+A)してからコピー(Ctrl+C)して、任意のレイヤーにペースト(Ctrl+V)するだけです。

張り付けた画像は、回転・拡大縮小ツールで位置・サイズの調整を行います。

なお、レイヤーに貼り付けをしたときは、フローティングレイヤーが作られますので、フローティングレイヤーで、張り付けた画像の操作ができます。

処理数量後、レイヤーの固定をすると他のレイヤーの操作はできるようになります。

 

※使用しているサンプルの画像は生成AIで作成した画像です。

「Remove Background」が未導入の場合は、GIMP PlugIn「remove.bg」を使うを参考にしてください。