GIMPでいつものように修正作業をしていましたが、[拡大・縮小]ツールの動きが変になりました。

縮小しているのに大きくなるし、移動しようとするとあらぬ方向に移動してしまいます。

PCの再起動はもちろん、GIMPの再Installも行いました。

でも、解決しませんでした。

どう変なのかを落ち着いて考えると、しようとしていることの逆が行われているのではと思い、

プロパティーを確認すると!

逆変換になっていました。

正返還にチェックし直して、解決しました。

いつの間にか触っていたのですね。

なんとおよそ2時間無駄にしてしまった。

 

今回の作業は、旅行の写真です。

人物が小さく映っているのですが顔が見づらいので修正したいとのことです。

似た画像で説明します。

このように暗い場所で、顔がはっきり見えない画像です。

フォーカスも甘かったので、別の写真の顔と入れ替えることにしました。

顔の部分を切り抜いた画像を作ります。

[remove.bg]で簡単に切り抜きができます。

この画像の位置とサイズを調整します。

かなり小さな顔になりました。

微調整して、合成します。

顔がはっきりわかるようになりました。

今回の作業はアルバムとは別にPDFもお渡しするとのことで、アルバムには採用されなかった画像ですが、ご自分でインクジェットプリンターで、印刷するとのこと、お気に入りの一枚のようです。

インクジェットプリンターで印刷する場合は、エコモードにすると全体に明るい印象となりますので、多少画像を暗めにした方が良いかもしてません。

オンデマンド印刷の場合は、顔のトーンを多少落とした方がよさそうです。

 

※使用しているサンプルの画像は生成AIで作成した画像です。

「Remove Background」が未導入の場合は、GIMP PlugIn「remove.bg」を使うを参考にしてください。