生成AIで画像を作成するとき、プロンプトは重要なのですが、プロンプトに入れる日本語をSeaArtは理解できない場合もあるようです。

プロンプトに「シュートパンツの女性が、可愛い猫を追いかけている。秋の夕暮れ。猫はサンマを咥えている。」と入れてみました。

①②

③④

※猫はサンマを咥えていないよね。

※①は猫と女性の足が変だし。

※④は猫が犬のサイズ。

なので、①・④をGIMPを使って修正します。

 

①の修正内容は左足の片方を削除し、猫の前足が1本に見える部分を修正します。

レイヤーに猫の足と左足と足の影を書いて、背景になじませます。

猫の足は、コピペで行けますが、女性の左足は、「修復ブラシ(Fealing)」を使うのが良いでしょう、同系のツールに「スタンプで描画」がありますが、レイヤーの上から使うと、下のベース画像の色を拾ってくれないので、意味がありません。

④の修正内容は、猫を小さくします。

ⒶⒷ

ベース画像の背景をGIMP PlugIn「remove.bg」で削除します。

猫を「拡大・縮小」ツールで小さくします。Ⓐ画像

Ⓐのレイヤーの下に透明レイヤーを追加して、元の猫がいた部分の背景を書き足します。Ⓑ画像

Ⓒ

Ⓐ画像 Ⓑ画像をもとのベース画像に統合します。Ⓒ画像

こんな感じですね。

 

④の画像については人物の背景部分まで書き足した方が良かったですね。
背景自体を別途用意してその背景に合成する方が工数的には減るので、正解ですね。
慣れると10分前後で。修正可能なので、まずはいろいろやって慣れましょう!

お仕事の生成AI利用のプログラムですが、とりあえずサンプル的に注文確認用のメール作成プログラムを上げました。

時候の挨拶を入れるのと、めったにない注文の場合、商品・数量について再確認を促す文面を追加すというものです。

時候の挨拶については、生成AIに丸投げで、注意喚起については、こちらで作った商品・数量・注意内容を生成AIに送って、文章化してもらうというものです。生成AIを使う必要は全くないのですが、なれるため作りましたが、役員の方から、こんなものために「お金は払えない」とお叱りが。

メールも生成AI側(Microsoft Azure)から送り、メールサーバーの負荷を減らすことで何とかご納得いただきました。

仕事を振る前に、社内で解決しとけよな!って思ってしまいました。

お話があった時から、生成AIを何に使うか方針のない状態でしたから、そのためにサンプルとして早めに上げたのですが・・・。

文章の検証も済んではいないので、当面は、一部のみの仮運用ですね。

なんとなくうやむやになって、なかったことになるかも・・・。

本番の発注を心待ちにしております。

 

※使用しているサンプルの人物画像は生成AIで作成した画像です。

「Remove Background」が未導入の場合は、GIMP PlugIn「remove.bg」を使うを参考にしてください。