バス釣り用のタックルには、大きく分けて二種類が存在する。
勿論、ルールがある競技で無いならば何を使っても構わないので、全てのタックルが使える。
言い換えれば、釣り上げる事が目的ならば針と糸があれば良いのである。
これは釣りに限らず、人間社会において全てに言える事である。
人には知性があり、それが芸術や音楽や文化を造り上げ、その部分が人たる由縁である。

バス釣り始めて43年になる。
その内の25年間は、趣味じゃなくライフワークになっていた。
特にここ数年は、ロッドの開発協力やルアーのテストもやっていたので、ほぼ仕事みたいな感じだった。
正直、モノ造りとしては楽しかったけど、釣りとしては全く楽しさがなかった。

ひたすらマシンのように釣り続け、何の感情もなく魚をランディングする日々に疲れました。

これからは、バス釣りを楽しもうと思う。

ハートランド。
第2のバス釣りをスタートするにあたり、私が選択したロッドです。

先ずは手始めに、冴掛20モデルとスタンダードモデルの722MRB-20を買ってみた。

人生初のハートランド。
数十年ぶりに、来週の釣行が楽しみです。