その昔、私はバスロッドに対して絶対に譲れない部分が2点あった。


ひとつ目が見た目の美しさ。

コレはカッコよさとは違い、製品としてのパッケージやロッド全体の完成度が高く、ロッドスペックやコンセプトを抜きにして一目見ただけで値段相応以上の美しい仕上がりで有り納得できる事です。

世の中には「素人が作った」みたいな切った貼ったの見た目の製品が6万円とかで売られてたり、そのコンセプトも数世代古く(彼等には最新だろうが)価格以下の製品も多い。


ふたつ目がロッド自重が軽い事。

ロッドにとって軽いと言う事は最も重要視される部分で、操作性や感度の面においてそれらのレベルを上げる事に必要な事です。

私も過去に軽さ=正義と言うコンセプトを全面に出して販売していたメーカーと関わっていたが、その時代では確実に軽さ=正義だったと今でも思っている。


この2つの譲れない部分だが、ここ数年で私の中で変わってきた。

ひとつ目の見た目の美しさの部分は今も変わらずそうで有ると思っているが、ふたつ目のロッド自重が軽い事の部分はかなり変化した。

軽さ=正義だったと思っていた頃のバスロッドの自重はかなり重くてバランスも悪かったのが、それがここ数年で劇的に進化した事が原因である。

コレはロッドだけで無くリールにもかなりの変化があった事も理由だし、実際にロッド単体と言うよりもトータルセットアップ重量の低減と重量バランスが非常に良くなっている。


勘違いしないで欲しいのは重い方が良いと言う訳では無くて、「適度な重さ」が必要だよ言う事で有り、極端に重いとか過度に軽い場合はデメリットでしか無いと言う事で、私から見れば軽さに逃げてる感じがする。(私も15年以上前は逃げてたw)