私がメインで釣りをしている場所は、管理釣り場のドリームレイクです。
それ以外では、河北潟や木場潟やそれにつながる流入河川や水路です。

ここで釣果に影響するのが、流れによる水の動きです。
水門の開閉等で、水の動きが発生するタイミングで確実に釣れます。

ドリームレイクも、大型の水車が三基と地下水の流入パイプが一本あるので、普通の川程度の流れが有ります。
大阪から石川県に来るまでは、河川での経験があまりなく、止水域での釣りが殆どでした。
なので、海での経験をあてはめて考える事にしたのですが、この事が新しい発見に繋がりました。

目に見える反転流や流れの強弱等の定番スポット以外に、流れの太さや細さ、更に厚みに対して魚が敏感に反応している事に気付いたのです。

例えば、水深2メートルの場所の流れが有れば、水面からどれぐらいの厚みで水が流れているかを考えるのです。
流体は、何かに沿って流れる特性があり、その何かが固体だけではなく、水温の変化で起こる水の密度の違いに対しても起こるのです。

海で言う所の、二枚潮や三枚潮がそれに当たります。
もちろん、海ほど水深が無いので、はっきりとその流速が変わらないのですが、それでも多少の変化となって現れます。
これを読むことで、より精密なアプローチを行えます。

ラインに掛かる水圧の変化や抵抗で、それを探します。

それを感知できれば、自分だけのスポットを発見でき、大量の魚を釣る事ができます。

ただ、バスのポジションが流れの太さや厚みの何処なのかを見極める必要があるので、その辺は経験を積み重ねて行くしかありません。

風が右から左へ吹いていて、水面直下の水は風と同一方向に流れているが、中層付近は逆に流れているなんて事も多々あります。

流れを読んで、他の釣り人を出し抜いて、入れ食いを味わって下さい。