濁りへの対応

ドリームレイクは、人の手で作られた管理釣り場です。
私が以前 住んでいた関西圏は、ブラックバスが入植されてから50年近く経つため、野池や湖や河川に沢山のブラックバスが生息しています。
手軽に楽しめる釣りなので、大人から小学生まで、幅広い年齢層の人達がブラックバスフィッシングを楽しんでます。

石川県でも、ブラックバスが生息する自然の湖沼や河川は有りますが、絶対数が少ない上に生息域も限られているため、ブラックバスフィッシングをする人も少ないような気がします。

ドリームレイクは、そんな状況でとても貴重な管理釣り場です。


そんなドリームレイクで釣りをする上で、避けて通れないものが2つ有ります。
人の数と濁りです。
休日だと、限られたスペースに沢山の人達が釣りに来ます。
当然、プレッシャーも高くなってきますし、そんな状況で急激な水温の変化などがあれば、たちまち釣り難く成ります。
次は、濁りです。
ドリームレイクでは、毎朝開園前に人工的な濁りを入れます。
濁りの成分は、粘土質の泥です。
これもまた、釣り難い原因要素です。
魚は、エラで呼吸します。
水中に泥の粒子が沢山あると、呼吸がしにくくなります。
人間で言うと、物凄い砂ぼこりの中で、マスクも無しで一日中呼吸をしている状況だと思っていただければ解りやすいでしょう。
ドリームレイクの魚は、泥の粒子に慣れているのと、圧倒的に絶対数が多い為、まだなんとか釣れる魚がいますが、普通だと釣れません。

人的プレッシャーや水温の変化などで釣り難くなっても、釣る方法はいくらでもありますが、泥濁りに関してはその方法は極わずかです。

休日だと人的プレッシャーと泥濁りで、殆ど釣れなくなります。
これに、急激な気象変動が重なれば、事態は更に悪化します。

こんな状況で少しでも魚を釣るには、地下水の流入エリア周辺等で釣りをするのが懸命です。
今日と明日は、冷え込みもキツくなるため、難しい状況で釣りをしないといけません。
そう言う状況を楽しめるよう、心に余裕を持って釣りをしてください。

終日釣れない事はありませんので、たまに来る時合いを逃さずに釣っていけば、帳尻を合わす事ができますので、周りを見て時合いに乗り遅れないように。


今日は、新しくセットアップしたタックルの調整に、ドリームレイクで釣りをします。
今日の急激な水温の低下と人的プレッシャーと泥濁りのトリプルパンチは、新しいシステムを試すのに最高の条件なので、ワクワクしてきます。



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