11/26大量の釣師観光客を三宅島で降ろした橘丸はAM06:00御蔵島に横付けされた、昨日までの強風も治まり島へ船が寄港するのは3日ぶりのようであるその分コンテナも多い。堤防には地元釣師が2人いるだけで船での来島釣師は私だけだ他島とは大違いだ場荒れの少なさを感じられる。早速カゴ仕掛けを投入する、いつもみたいに木っ端の洗礼を受けるかと思っているが湧いてこない不思議に思っているとやっとウキが消し込んだ、合わせると重たい、やり取りの末に上ったのは50cm位の大イシガキフグである、タモ無しには上げられない。想像するに3日間位海が大荒れだったので木っ端は避難しているのではないか。

 上物がパッとしないので底物仕掛けを投入する、まず水深を測る堤防根元だが水深15m位あるエサは芝エビ、5分後に竿のエサ点検をするとエサは取られている、上物と異なり底物は食欲旺盛のようだ、鈍牛の私はこれに気づくのに2時間かかった、作戦変更カゴを外しハリ・ハリス共に交換、底物狙い竿2本だしに変更する、今回サザエ等貝類は持参してなかったので、芝エビ集中でいく、時折竿先がしなる合わせを入れるとハリが折れてきたエサ取られエサ交換がしばらく続く食欲旺盛なのが分かる、すると置き竿のドラッグが鳴り糸が出た合わせると重い、やり取りの末に上ってきたのは43cmカンムリベラである取り込みに10分かかった。引き続き底物勝負でいくエサは取られているがハリ掛りしない、ハリを小さくすると折られてしまうとの思いから太く大きめのハリでいく石物に期待しつつエサ交換を続ける、11:30上り船接岸準備のため東海汽船員から退去勧告を受けるまだ釣りたかったが納竿の時間が来てしまった。

 地元釣師達は青物カンパチ狙いのようだ、来島者の少ない島のせいか地元島の人たちは人懐っこい、何が釣れたのいつ帰るのと何人も話しかけてくる、島の自然や野生動物の話を聞かせてくれた、また来てよと言ってくれる人もいた。

 釣りあげたカンムリベラは刺身でいただく白身で淡泊な味。次回貝類エサも用意して青物と石物両刀勝負で来島したい。