今回は深夜アニメ関連で閉店ラッシュしている「レンタル店で借りて見た貴重作品」をご紹介します。

 

・花右京メイド隊

2001年に放送された作品であり、今だと超懐かしい作品となっている。 今作は「童夢」が担当しており、童夢は現在アニメーション制作はしていないが2000年代だともう1つ有名なのが「みなみけ1期」の制作を担当したことでも有名である。

 

【本当にマニアックとなった作品と時代面】

1⃣:冒頭に注意を促すシーン(時代面)

各話ごとにセクシーな映像などから「テレビを見るときは部屋を明るくして離れてみてください」と注意を促している。 2000年代初頭は主にアニメでも冒頭でキャラクターが呼びかけるなどお約束であったが、デジタル放送となってからは見なくなったところだろう。 この呼びかけをやったことがあるという声優さんもまた今だと絞られるだろう。

 

2⃣:作品上の表現

今だったら「異世界で架空な世界」として表現されていることが多いが、この頃は現代の日本のどこかや、東京都郊外にこんな大豪邸があるなど設定面上も架空的に持ち込むのも懐かしい。 これ見たらわかるように「ハヤテのごとく」とか連想させるがまだ連載されていない。

 

3⃣:メイドキャラが主要キャラでヒロイン

これもあまり設定面で見なくなったところだろう。 2000年代入ってからのオタク文化において最も代名詞が「メイド」だが、このメイドキャラも様々な設定で描かれており、その点においても元祖といえるような点もあったりする。 今だと色々とメイドキャラが出ているが戦うことを前提とする上でからこういった日常的に出ているのは懐かしいように見える。

懐かしい設定のキャラクターも登場する。 これ最近だったら全くみない光景だったりする上で声優さんよりもキャラクター像とかで凄い違いがあるように見える。

 昔のアニメって本当これだったんですよね。

《これも懐かしい!?》

メイドの中に必ず1人は「眼鏡をかけているメイドさん」が現れていることであり、特にメカ系に強かったりとかも分かりやすい表現だったりする。 おそらくメガネっ子が可愛さを出していた上で昔からアニメを見ているのなら100%メイドキャラをイメージしたりする上でからも懐かしい。 これ後にファッション関係でダテメガネとかでイメージが異なるが、中でも「普段眼鏡をかけている子がかわいいのか?」についての潜在的な表現も今作でしっかりと描かれていたいりする。

 

4⃣:マニアックなチョイスがある

今作で移動で「オスプレイ」が使われており、実はこの当時だと軍用機オスプレイを知る=マニアックと言われていたほどです。 これは主に登場するのが2000年代後半であるが、戦争映画や戦争ゲームでも近代戦テーマとした作品ではオスプレイが登場するのは2000年代後半だった。 ※没となったら2001年に発売された「メタルギアソリッド2」はモデリングでオスプレイは制作されたが未登場となった。 

 

5⃣:アニメ上で名作を語る懐かしさ

これよく深夜アニメだと「某有名な過去のアニメ作品=2000年代だと昭和からも多い」も密かに語られるシーンがあり、今作だと「ちょっと表現が古いが内容知らないと通じなかったりする」のも面白いところ。 ここでメカでアニメオタクである設定も懐かしいがイクヨが好きで語るセリフだと、

私アニメ大好きなんですよ」

「頭にドリルのつけた子のやつとか」…①

「14万八千光年のかなたまで空気清浄機を取りに行ったやつとか」…②

「使徒ってのが出て、人型結成兵器で迎え撃つやつとか」…③

 どれもアニメ界で影響高い上での作品で当事者だと分かりやすいが今だったら「?」となる=知っているのは③ぐらいじゃないか?といえるのも作品の凄さです。

①=D4プリンセス:1999年の作品で同じ童夢が担当したこれもマニア作品

②=宇宙戦艦ヤマト:具体的なストーリーだとこれです。 地球が侵略され地球が放射能汚染されたことで、銀河のかなたといえる「イスカンダル」が除染装置を発明したという知らせに最終兵器「宇宙戦艦ヤマト」で向かい取りに行くことになる。

③=新世紀エヴァンゲリオンであり、後に2000年代でもガンダムに並び他の作品でもパロディー要素で語られるお約束です。 

 これ作中で他の作品を語る例だと2000年代でもよくある話であり、「ハヤテのごとく!」とか=これオンエアーだと度々とピー音が入っていたのが特徴であり、アニメからゲームと知られるセリフ内容が多い。 ※特に2000年代からだと視聴ターゲットからガンダムはよく使われた。

 

【アニメファン必見:これも見逃せない点】

・モブキャラもしっかりと描かれている

今作でも主要キャラ以外のメイドキャラもモブキャラで一瞬の登場であるが凄い可愛く出来上がっている。 

《思わずスゲーと言ってしまった色気場面》

そのモブキャラであるメイドらの下着も細かく作りこまれていたりするのもあり、時代関係から「一切手抜きなし」といえる作品だとわかる。 下着の色から形までも異なるようになっているなどまさに大人向けで作られたアニメだと通じるところ。

 これ2000年代~2010年代前半だと主要キャラは特にサブキャラも詳細に作られているが、最近だとこういった場面でもシンプルすぎるように出来上がってまう。 これ男性である上で好みをここで出すだけでも効果が異なる。 主要キャラにおいても「見せてしまった下着」においてデザインは男性が描くかで凄い左右したりします。

 

・オープニング登場のみ隠れキャラ設定

1期のオープニングでも登場している「早苗八島(中央)」だが、本編では未登場であり正式に登場するのが本編後に販売されたOVA作品からだった。 2期であるLa Veriteでは登場し声優も異なるがまさにオープニング登場からの隠れキャラといえる。

 最近でオープニングで描かれてからOVAから登場といえば「この素晴らしい世界に祝福を!」である「ゆんゆん」が挙げられており、オープニングに登場しているが結局本編に未登場だが2期から本格的登場などこういった点も元祖といえる。

 

【時代面でこれは見る価値あるところ】

・あの大物声優さんがモブキャラ演じている

実は今作で最も貴重シーンといえるのが「あの大物声優さんがこの時点ではモブキャラを演じている」ことであり、それがご存じ「櫻井孝宏」さんです。

 今作ではモブキャラで出演しておりまさに時代面からだと貴重だといえる。この当時まだ無名であり、櫻井さんが有名になるのが2005年「ファイナルファンタジーVIIアドベントチルドレン」の主人公:クラウドの抜擢が大きい=当時エンタメはゲームが一番高いことも意味する。 ここから深夜アニメから特にゲームを原作作品においても重要キャラを抜擢されたりするなどで知名度を獲得しており、2010年代だったら必ずどの作品に出演している存在となっていた(特に女性声優さんが多い作品だと抜擢レベルが高い)。 今作だと声の定着関係もあるため気づきにくいところがあったりするが、まさにエンディングのスタッフロールでも見れない光景といえる。

 作中に3回ほど生徒1(四角い眼鏡キャラ)や野郎Bとかモブキャラで現れています。

 

・もう抜擢が決まっていたりする!?

今作のヒロインであるメイドの「マリエル」だが、声の担当は「田中理恵」さんである。 実はこの田中理恵さんといえば2000年代半期だと「ハヤテのごとく!のマリアさん」とかイメージすることが多く、今でも同じだが今でも「お姉さんキャラ」を演じるイメージが強い。 今作を演じたことで「ハヤテのごとく!」のマリアさんに抜擢された点もあるんじゃないか?と思わせるところもあったりする。

 

【最後に】

今作も昔レンタル版で見た上でから個人的に「貴重な作品」の1つとしても挙げあられる。 今だったらこの作品を見たら「昔のアニメ」について深夜アニメの要素からしても凄い楽しめるようにみえる。 本当に純粋なアニメといえる。 これがあったからヒットしたといえる元祖面を突かれたところもある。

 ただし残念ながら動画サイトでも配信されている上でも2期の「La Verite」はよく紹介されているが、1期は見るのも困難な作品としても挙げられる。 本編以降の1期OVAだとDVDであるが「12インチじゃなく8インチディスク」であり、12インチは普段見るディスクだが8インチ=ミニDVDとおそらく最近みないディスクです。

※8インチDVDは「ゲームキューブ」で使われた。