若手経営者におくる
融資を引く重要ポイント1に続いて第2弾です。
今日の内容は「5S」です。
5Sとは、
①整理
②整頓
③清潔
④清掃
⑤躾
を指します。
分かりやすい例では、会社が融資を受ける場合、金融機関は必ず会社を見に来ます。
何をしに来るのかというと、社内を見に来るんです。
書類が煩雑になっていないか。
整理整頓が出来ているか。
挨拶はできているか。
5Sを見に来ます。
会社がうまく回っていない場合は礼儀が無くなり、社員の目が死んでいますし、雰囲気で分かります。(イキイキしているケースはWHYで語るをご参考に。)
また社内の整理整頓すら出来ない人に他人のお金を管理する能力はない。というのが金融機関の考え方です。
店頭入口に草や枯葉、ゴミが散らかっていないかも合わせて注意して下さい。
来店された際は、書類を要求してきます。これも全て罠ですw
決算書、試算表、固定資産一覧、残表、シェア割合表、プロジェクト毎の単体収支、保険一覧、許認可証、建築確認、概況書などなど
先に言っておいてくれれば用意しておいたのに、、、的な書類をその場で依頼してくるんです。そんな時こそ、すぐに出せるように準備しておきます。当社も以前の狭い事務所の時は10秒以内に何でも出せる体制を整えておきました。広い事務所になると少し時間はかかります。言い訳ですが一階二階の上がり下りの移動と棚の多さなどなど、前の事務所の時より時間はかかっていますwでも40秒はかからないかな。
会社に銀行の支店長がアポなしで来ることもあります。
この時は、定期的に社内の状況を確認しに来ています。
アポがあれば対策はいくらでも取れますが、アポがなければ対策を取りようがありません。実は銀行にとってここが一番重要で、5Sを普段から出来ているかどうか見ているのです。
またホスピタリティ教育できているか?
というもの。
例えば、アポ有りのお客様がご来店された時は「◯◯様お待ちしておりました。」とお声がけしたり、社長不在時に支店長が来店され帰られたら、その旨をすぐに社長に連絡する体制が整っているか。社長が報告受けどう対応するか等、審査されています。人間普段の姿がその人の本当の姿だと判断されますから、僕なんて一瞬たりとも気を抜けませんw
実はこの中で一番難しいと感じているのは、整理・整頓・清掃を「維持」する事。
一時的にはできても維持するのは非常に困難です。
僕は元々営業上がりなので瞬発力は自信があるのですが、持続力に乏しくて(反省
当社の総務スタッフは、
社内全てのモノに住所を割り振り、封筒はどこが自宅なのか、プロジェクターが帰る自宅はどこなのか。何がどこにあるのか、Bを探す場合は、Aを見れば分かるとか、Bの仕事の続きはCに流れるとか、デジタルデータと紙媒体の文書管理をシステム的にリンクさせたり、僕には到底考えもつかない発想で地道な作業をひたすらやってくれていますので、そのお陰で金融機関には毎回褒めて頂けます。
小学生じゃあるまいし、なぜ整理整頓されていると褒められるの?って、それだけできている会社が少ないからです。
書類を取りにバックヤードに入っちゃえば散らかっているかどうか銀行には分かりません。でも書類を提出するスピードは整理整頓されていないと偽れないので提出スピードが重要なわけです。
当社のカッコいいトコ話していますが、上記内容が出来ているのは僕個人ではありませんw正直僕は小学生以上に散らかす名人ですからw
「動線のムダを省く」とか「ゆがみの修正」とか深すぎて何の話だか未だに分からないしね。
でもね、社会ってそんなもんでしょ。
支え合って生きているんだし、僕なんて支えてもらえなきゃ生きていけない自信があります!
まとめると松下幸之助や鍵山秀三郎が「凡事徹底」をはかると言われました。
「平凡なことを非凡に努力する」という意味ですが、イチローも「小さいことを重ねることが、とんでもない所に行くただひとつの道」という言葉を残されています。
当社の言語を使うと、
「ABCの法則」
A:当たり前の事を
B:バカにしないで
C:ちゃんとやる
今日は5Sの話しをさせて頂きましたが、
整理整頓は明日からでもすぐに実行できることですので、是非やってみて下さい。
では。
