昨晩に引き続き来店されたA氏のお話です。
彼と話をしているととても心が熱くなります。
一見普通の真面目なサラリーマンですが、とてもよく考えているし、自分を持っている。
インターネットビジネスでお小遣い稼ぎとか景気がいいから株式投資とかが流行っているからか分からないが、彼の知人で⚪︎千万円稼ごうとか、⚪︎億円稼ごうとかいう集まりがあるそうだ。
欲に掻き立てられる人間の心理についたものは昔からあるので珍しくもないが、彼はこう言っていた。
「お金じゃないんですよね。自分だけ良ければ良い訳じゃない。たとえ薄利であったとしてもお客様に喜んでもらえる事が一番なんです。近江商人の三方良しです。伊藤忠・丸紅なども・・・私は企業人として理念を持ってやっていきたい」
売り手良し、買い手良し、世間良し、かぁ。
売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならないという近江商人の経営理念だ。
彼は自分の人生理念と会社の経営理念を同じベクトルにできている。
巷ではサラリーマンのままでなく独立して成功者になろう!とか⚪︎億円稼いで成功者になろう!いうフレーズを見かけるが、戯け(タワケ)以外の何物でもない。
成功とは独立ではなく自立なんだよ。
銭金の儲け方じゃなく使い方なんだよ。
10億現金持った程度で成功者になれるんだったらこんな容易い話はない。
今はまだ10億円は持っていないけど、10億ドンなら持っているぜ(笑)
100億になると少しハードルが高くなるけどそれでも無理な金額ではない。
何が言いたいのかというと、自分のお財布事情を中心に考えていたら一生成功なんてないよ。と言うことです。
マインドのベクトルを自分ではなく相手に向ける。
まず第一ステップでは所得よりもはるかに低い生活をおくれること。
この基本が出来ないといくら所得がいくあろうと生活レベルが上がり一生幸せにはなれない。
売上よりもはるかに低い経費で運営出来ないと利益は出せない事と同じです。
お金とは人間が作った仕組みでありパチンコ玉と同じように紙幣や硬貨自体に価値はありません。
物々交換の時代もありました。モノとモノを交換する。つまりお金とはそれを持ってくれば「それ相当分の何かと交換しますよ」という"取り決め"であり、言い換えれば情報と同じわけです。お金は大事ですが、時間もお金も情報も商品も同じ価値なのです。
第二に自分の所得に囚われない。
「どうせ所得は変わらないから」とか「ここまで稼げたら十分」とか自分の所得に上限を付けたり囚われ過ぎると勝手に自己解釈して顧客サービスの上限までも設けてしまうんです。
いつの時代も顧客満足に上限はない。上限を作るから繁盛しないんです。会社貢献に上限はない。この程度でいいだろうと上限を作るから出世しないんです。自分の所得なんか考えなくても顧客満足の追求を徹底的にし続ければ顧客があなたを離さなくなり、自然と所得が増えていくんです。
「自利は利他なり」
さあ、今日も一日元気に頑張りましょう!