●M1カービンのType1~3の違いについて、
右側が、M1カービン銃のType1(WW2初期~1944くらい)
左側が、Type2(WW2後期~朝鮮戦争)
矢印のオペレーティング・レバーの部分が、初期のオールドスタイルでは、ほぼ垂直にカットされていて後期モデルのものとの違いがよくわかります。トイガンで販売されているモデルはすべて後期以降のモデルで実戦で兵士達が使用していた銃は、ほぼ右側のオールドスタイルのType1といっていいでしょう。
また、ハンドガードの留めリベットの穴が、Type1は2リベットで後期以降モデルはすべて4リベットです。
何故かMGCのM1カービン(モデルガン)は、この2リベットのType1のハンドガードが付いていますが、それ以外のメーカーのトイガンは全て4リベットものです。
リアサイトもこのように左から古い順でType1 Type2 Type3 という具合で、
大きく分けて3つに分けられます。
Type1は、固定で距離に合わせて2種のサイトを倒したり起こしたりして使われていたものを
WW2大戦後期モデルのType2では、サイトの左右の移動と前後の移動を可能にして調整できるように改良されている。Type3では、さらに精度をあげたものに改良されている。
あとタイプの違いが特徴的なのは、ハンドガードを固定するフロントバンドが、下から古い順で
Type1 Type2 Type3 となっている。
WW2大戦映画などでは、ほとんどがType1か2 M1ガーランドは銃剣がつけれれるバヨネットが付いていたけどM1カービンは大戦後以降にType3のバヨネットラグが付いたモデルになっていった。
国内の販売されているトイガンも、全て私の知る限りではType3モデルでバヨネットラグが付いているモデルなので大戦モデルと言って販売しているシロモノは実物に準じていないのです。
参考に、mixiでM1カービン愛好会というコミュがあります。ご覧になりたい方はどうぞ、

