ガスブローバックの基本的なプロセスは、
①『ハンマーダウン』
↓
②『ハンマーに連動したバーがマガジンのバルブを叩く』
↓
③『ガスが放出』
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④『バルブがロックしガス放出が持続』
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⑤『スライド内のシリンダーにガスが流入』
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⑥『シリンダー内部膨張と共に連動したスライドが後退』
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⑦『ピストンがシリンダーを外れ内部ガス放出』
↓
⑧『リコイルスプリングのテンションによりスライドが前進』
となります。
⑥のスライド後退時にバルブのロックが外され、⑧のスライド前進時に次弾装填が同時に行われます。
各メーカーのブローバック機構は少しづつ違いますが、プロセスは概ね同じです。
WAのガバメントはバージョンアップが3回あったと前回書きましたが、大きく分けて2タイプに分けられます。
タイトルの通り、RタイプとSCWの二つです。
RタイプからSCWにバージョンアップする際、大きく変わった部分の1つがスライドの中にあるブリーチです。
ブリーチは、スライド後部に位置するブローバック用のピストンが納められたパーツで、SCWに進化することで
外見のリアルさが増した部分でもあります。
ハンマーを起こしてスライド後部を見た時のビジュアルが全く違います。
スライド後部、丁度ハンマーが当たる部分がSCW(左)は実物通り、Rタイプは少し奥まっているのが分かります。
更にRタイプはブリーチの固定にネジを使っていて、ピストンストロークが大きく違います。
当然SCWの方がストロークが長く、リコイルショックも強烈になっています。
因みにSCWはブリーチがスライドの弾力で保持・固定されています。
また、画像の比較に使用しているSFAのオペレーターはスライドが短く重量も軽いので、衝撃を和らげる為に
シリンダー長が短くされています。(ブリーチ画像の赤丸部分)
この改良によってブローバックが強烈になりました。
車で言う排気量アップと同じですね。
現在のウエスタンアームズがモデルアップするガバメントは全てヘビーウエイト樹脂で出来ているので
ABS樹脂と違って重量があるHWスライドには、SCWの方が良いという事ですね。
だからといって、RタイプにSCWのスライドは使えません。
(逆のSCWのフレームにRタイプのスライドは使えます。意味ありませんがw)
フレームのメカニズムが新型スライドを使用可能にしているのです。
つづく