52年規制の前年1976年は、世代交代と言うべきか
伝説のショップが終わりを告げる年でもある。
現在も存在するポストホビーの広告がこの年から始まります。
開店記念セールの目玉は六研製のウッズマン。
販売できる最後の年です。
六研の広告にお詫びの文面が。
問題のモーゼル98Kカービンです。
翌月は受付中止のお知らせ。
そして、東京CMCと合併となり六研が表舞台から消えていきます。
一方ウエスタン・アームズも、国際産業との広告を最後に一旦表舞台から
消えます。お店が無くなったわけではありませんが、高級モデルガン販売は
これで終了となります。
上六G&Hは、相変わらず絶好調です。
ミコ・アームズ製M1ガーランドの広告が登場します。
規制前最後の大物です。
9月号に発売日決定の広告。
定価も139000円に決まりました。
ストックは実物を使用となっています。
100挺限定のM1ガーランド。
欲しいな~
気になる記事。
後楽園ホールで早打ちイベント開催。
TVでも国本氏と今は無き宍戸錠氏が出演し大反響との事。
発売日が少し遅れる。www
末日って!www
まぁ、この辺りで発売になったんでしょうね。
上六の広告にも小さく掲載。
これがガーランド最後の広告です。
ミコ・アームズも1977年2月号を最後に広告が無くなりました。
AK47が登場とありますが、ミコ・ブランドで出ることはありませんでした。
上六の広告も、この号を最後にAKは消えます。
全鉄製モデルガンは、僅か2年の間にごく少量が生産され販売されました。
伝説や幻と言われる所以が分かりますね。
インターネットで何でも情報が得られる昨今ですが、ミコ・アームズに関する
モデルガンの情報は殆どありません。
でも確かに存在したんです。
個人的な見解ですが、この時代に10万円を超えるモデルガンを購入できた人物は
30歳台以上と思われます。
その方たちは既に70代を超えているので、インターネットに繋がっていないんだと
思うんです。
寂しいな~