1月1日と言えば、
長男がんたんを出産した日でもあります。

大晦日は
初めてのお産で里帰り出産のため実家にいました。
昼間、おせち料理作りを手伝っていたら
なんとなくおなかが痛いような感じがしていました。

「紅白歌合戦」をみて
「行く年くる年」を見て
年が明けて床に就いたのですが
夜中2時ごろいわゆる陣痛がはじまりすぐ入院しました。

でもさすが、元旦!
総合病院の産科はガラガラ。
まず、入室した陣痛室、もちろん、わたし一人。
しかも丑三つ時、
夜中の病院ってひんやりと怖いですね。
看護婦さんが気遣ってか
「これでも聞いてね」とラジオをかけてくれました。
ラジオからは
「あけましておめでとうございます~」ばっかり。
こっちは、定期的にくる陣痛でひ~ひ~言ってるのに~

夜が明けたけど、まだ生まれる気配なしということで
看護婦さんから
「祝い膳が出てるから部屋で食事してきなさい」と言われました。
廊下をひ~ひ~立ち止まりながら、なんとか部屋にはたどり着いたのですが
鯛やお雑煮、お煮しめを見ても食欲は沸くはずもなく
そのまま、またひ~ひ~いいながら陣痛室へ自力でバック。
廊下ですれ違う看護婦さんも慣れたもので
苦しんでるわたしを見ても手を貸そうとはしません。
元旦で産気づいている妊婦もわたしひとりなら
看護婦さんも少なかったのでしょう。

午後2時過ぎに無事出産

入院中も4人部屋は個室状態、
授乳室もわたしひとりの日もあって、
すいていていいこともありましたが
やっぱり人好きのわたしにとっては
チト寂しかったです。

新年早々出産、なかなか経験できません。
そんな経験をさせてくれた長男がんたんよ!
ある意味ありがとう、かな?

毎年、「行く年くる年」を見ると思い出します。
あ、そうそう
誕生日おめでとう、がんたん。