最近読んだ本の中に共通点があった。
「笑い」だ。

ひとつは
「佐賀のがばいばあちゃん」(島田洋七・著)
著者が小・中時代を過ごした母方のがばいばあちゃんちでの
日常を書いたものです。

生活は超・貧乏
でも底抜けに明るい!

「ばあちゃん、この2,3日ご飯ばっかりでおかずがないね」
「明日は、ご飯もないよ、アハハハハ~」

――世の中は不景気?
  昔に戻っただけ、変わったのは人間の方だ。
  ホテルで食事ができないから?
  海外旅行に行けないから?
  ブランド品が買えないから?
  お金がないから不幸?
  大人がそんな気持ちに縛られているから
  子どもも健やかにすごせるわけがない。
  ディズニーランドに連れて行ってもらえないから、
  流行の服が買ってもらえないから、親を尊敬しようとしない。
  成績が悪いから、いい学校に入れないから、自分の将来は真っ暗だと思う。
  そんな子どもが毎日が面白くなくて、将来に希望を持てなくて、間違った道に走る。
  お金なんてなくても、気持ち次第で明るく生きられる。
  幸せは自分自身の心のあり方で決まるんだ。
(前書き抜粋)

人情深くて底抜けに明るいがばいばあちゃん、
こんな人がそばにいたら
貧乏もなんのその!
何にでも立ち向かっていける勇気・元気がわいてくる。

もう一冊
沢田俊子さんの「まんざいでばんざい」

読後、何かしら元気がわいてきます。
読みながら「おさる」と「ゴジ」の
テンポのいい漫才が聞こえてくるようです。

あとがきの「漫才のススメ」から。
――「笑い」は心に柔軟体操をさせるものではないでしょうか。
  笑いは、コチコチになった心を和ませてくれます。
  追い詰められた心にゆとりを持たせ、心と心を温かくつなぐことだってできます。
  もちろん、いじめや暴力・友だち・家族など子どもがかかえている
人間関係のなやみの解決にも手を貸してくれます。

思い悩んでいることもちょっと見方を変えると
深刻にならずに済むのです。

そんなこんなで
「笑い」ってやっぱり大切だ!と
2冊の本を通して改めて感じました。

そ~言えば、もうひとつ「笑い」をテーマにしたもの見~っけ!
年末、家族みんなに
「あなたにとって2005年はどんなとしでしたか?
また、2006年はどんな年にしたいですか?」
という質問をしたところ
フルーツが
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「来年はおもしろい年にしたいです。
めっちゃ、お笑いの年にしたいです」
と書いています。

「笑う門には福来たる」
わたしも、大いに笑お~っと!