ニモツアー
ある日のビーチでの事。
例の如くLOW TIDE(引潮)で水がなくボートを出せずヒマだった…5名しかいないしバレーボールは無理。仲間のうちの一人が何を思ったか“ニモツアー”に行こうと言い出しとりあえず出かける事になる。仲間のうちダイバーはアタシを含め3名、残り2名いるのにタンクをしょってダイビングする訳にはいかない。とりあえずアタシ達5名はショップのジェットスキーを借りてニモスポットを目指し出掛けた。ライフジャケットをはおり、それぞれ手にはシュノーケルを持って…。
ニモスポットに到着。たくさんの魚達がいる。が、しかし肝心のニモはおらず…。よくよく考えると、誰がここを“ニモスポット”だと呼んでいるのであろうか…?不思議に思えてきた。ここにはニモより小さな魚ばかり。気になって聞いてみると、『いそうだったから…』と非常に曖昧な解答…。。。結局そのニモスポットにはニモはいなかった。無意味にその場所で1時間ほどシュノーケルをしていた。すごく楽しめた。海は何をしてても楽しめるし結果何もなくても夢中になれる。アタシはアタシらしいそんな自分が好きです。
例の如くLOW TIDE(引潮)で水がなくボートを出せずヒマだった…5名しかいないしバレーボールは無理。仲間のうちの一人が何を思ったか“ニモツアー”に行こうと言い出しとりあえず出かける事になる。仲間のうちダイバーはアタシを含め3名、残り2名いるのにタンクをしょってダイビングする訳にはいかない。とりあえずアタシ達5名はショップのジェットスキーを借りてニモスポットを目指し出掛けた。ライフジャケットをはおり、それぞれ手にはシュノーケルを持って…。
ニモスポットに到着。たくさんの魚達がいる。が、しかし肝心のニモはおらず…。よくよく考えると、誰がここを“ニモスポット”だと呼んでいるのであろうか…?不思議に思えてきた。ここにはニモより小さな魚ばかり。気になって聞いてみると、『いそうだったから…』と非常に曖昧な解答…。。。結局そのニモスポットにはニモはいなかった。無意味にその場所で1時間ほどシュノーケルをしていた。すごく楽しめた。海は何をしてても楽しめるし結果何もなくても夢中になれる。アタシはアタシらしいそんな自分が好きです。
MY FAMILY
アタシの家族は両親と2ツ上の姉と4人家族。父は母より3ツ下。姉さん女房でしっかり者の母。穏やかでマイペースの姉。父と母は仲良しで毎週日曜日には必ず2人でお出かけが当たり前でした。父は大黒柱でありながら母の意見を尊重し母を第一に考える優しい父です。アタシはそんな両親が大好きです。姉とは小さい頃から2コイチでした。小学生の頃、おちゃらけで遊んでいたつもりの男の子に『妹をいじめるな』と、かばってくれた事、今でも忘れません。頼もしい姉です。
アタシがこの島に来た時、母からもらった手紙よりも感動したのは家族の愛情でした。父は無口であまり思ってる事もなかなか口にしない性格だけど日本を離れる最後の日、『何かあったら必ず連絡しろ』という一言。少なからずも重い一言。それだけで嬉しかった。こっちに来てからも久々に家族にメールをすると必ず父が1番早く返事をくれていた。『お父さん、いつも心配ばかりかけてゴメンね』と返すが返事は『うん』と一言。言葉や態度にはあまり出さなくてもキモチが嬉しかった。
将来、家族を持った時は両親みたく仲のいい夫婦でありたいですね。
アタシがこの島に来た時、母からもらった手紙よりも感動したのは家族の愛情でした。父は無口であまり思ってる事もなかなか口にしない性格だけど日本を離れる最後の日、『何かあったら必ず連絡しろ』という一言。少なからずも重い一言。それだけで嬉しかった。こっちに来てからも久々に家族にメールをすると必ず父が1番早く返事をくれていた。『お父さん、いつも心配ばかりかけてゴメンね』と返すが返事は『うん』と一言。言葉や態度にはあまり出さなくてもキモチが嬉しかった。
将来、家族を持った時は両親みたく仲のいい夫婦でありたいですね。
Premium birthday
ある朝、ウェイク仲間達からのいきなりの電話。『今からビーチ来て!』とお誘い。ビーチに向かうとなんかのパーティー…。そぅ、今日はアタシの記念すべき二十歳の誕生日。常夏の島での誕生日パーティー。ここで生活をしてれば日付や曜日感覚が全くといっていーほどない。3日前までは覚えていても、いざ当日になれば忘れてしまってる事も多々あるこの日常。仲間達は覚えてくれていた。いい仲間達だ。言葉にできないこの気持ち、ホント嬉しかった。こんな仲間達をアタシは尊敬し大切に思う。今までに誕生日を祝ってもらう事はたくさんあったが二十歳でこんなに嬉しい誕生日パーティーは初めてでした。ハイアット・リージェンシーのバースデーケーキがおいし過ぎて感動しした事、いまだに忘れられない美味しさでした。あの味は一生物です。
親愛なるウェイク仲間達
出来たままの大きな壁、スランプにおちたウェイクボード。寂しくて居場所がなかったアタシは久々にウェイク仲間に会いたくてビーチに向かう。ウェイク仲間に会うにはビーチに行かないといけない。ウェイクをするしないはどーであれ、ただみ んなに会いたかった。ビーチにつくなりキャプテンは『あんた10月に大会があるの知っててサボってんの?それとも余裕こいてんの?どっち?』と。キャプテンはあの事故からアタシがスランプに入ってる事を知っててあえてそう言った。黙ってたアタシに『今日はゲレンデの面がサイコーにいいから一緒に滑ろうよ』と誘ってくれた。嬉しかった、というより安心した。アタシはキャプテンが背中を押してくれたおかげでどうやら勘を取り戻した。むしろ以前より上達していた。今まで決まらなかった技も当たり前の様にメイクした!今日はやっぱりビーチに来てよかった。アタシの居場所とはまさにここなんだと改めて実感した1日でした。キャプテンを始めウェイク仲間達にホントに感謝します。大きな壁はみんなのおかげで壊す事が出来ました。
念願のパソコン
ウェイクボード仲間の中にこの間知り合ったばかりのダイバーがいる。彼女はこの島に来て3年目だとか。彼女のダイビングのお客さんが仕事で使っていたノートパソコンを譲ってくれるという。お下がりとはいえ、欲しかったパソコン、嬉しかった。
早速プロバイダ契約しに行き、インターネットを繋げた。日本の友達や家族と簡単に連絡がつく様になり更にホームシックにかかる毎日。友達からくるメールには決まって『一人で知らない国で生活するなんて尊敬する』などのメール。ホントはそんなんじゃないのにな~。。。アタシは強くなんかない…。嫌な事だってたくさんあるよ…。そんなメールをしてると『日本にいても何をしても生きてたら嫌な事くらい誰にでもあるよ、少なからずも今やってる事は今後のためになるし少しでも強くなれればそれでいーんちゃう?』なんて友達に励まされる毎日でした。ホントの悩みとはこんなもんじゃなくて友達から言わせるとただの“無い物ねだり”に過ぎなかったのかも知れない…。
早速プロバイダ契約しに行き、インターネットを繋げた。日本の友達や家族と簡単に連絡がつく様になり更にホームシックにかかる毎日。友達からくるメールには決まって『一人で知らない国で生活するなんて尊敬する』などのメール。ホントはそんなんじゃないのにな~。。。アタシは強くなんかない…。嫌な事だってたくさんあるよ…。そんなメールをしてると『日本にいても何をしても生きてたら嫌な事くらい誰にでもあるよ、少なからずも今やってる事は今後のためになるし少しでも強くなれればそれでいーんちゃう?』なんて友達に励まされる毎日でした。ホントの悩みとはこんなもんじゃなくて友達から言わせるとただの“無い物ねだり”に過ぎなかったのかも知れない…。
憧れのダイバー
この島のダイバー達は朝6時に海のコンディションを見に行きショップに来る。ダイビングの準備をし、お客さんをホテルに迎えに行く。アタシの友達のダイバーは言う。『ダイビングを教えるイントラ(インストラクター)はお客さんの命を預かる仕事だから常に緊張感を持つのは当たり前だ、緊張感をなくした時こそ事故に繋がる』と。当時オープンウォーターしか持っていなかったアタシは“ダイバー”になりたくてイントラの免許を取る為に必死で勉強した。お金も時間も たくさんかけてやっとこさインストラクターまでの資格を取った。しかしながらアタシの就労ビザは“ウェイトレス”である。ダイバーとしてこの島で働く事は法律上できない。飲食店でのビザが切れるまではウェイトレスとして雇用されなければならない。
まぁいーや。とりあえずは手に職を付けた気持ちで…機会があればいつでも使えるし。第二の夢としておいておこう。
まぁいーや。とりあえずは手に職を付けた気持ちで…機会があればいつでも使えるし。第二の夢としておいておこう。
無人島にて
この島からスピードボートで約10分も走れば無人島にたどり着く。そこは観光名所、離島なだけに1日500人程が訪れる。海はエメラルドグリーン。砂浜は白く奇麗な島。その離島ではダイビング、シュノーケル、水中散歩、バナナボート、パラセイリングなどさまざまなマリンスポーツがあり遊ぶ事が出来る。アタシも1度くらいはと思い友達同士で行く事になった。朝から弁当を作り張り切った。まずは海ではしゃぎ疲れた頃にランチ。みんなで持ち寄って作った弁当はサイコー!とても美味しかった。ゆっくり食べたところでみんなで昼寝。白い砂浜、目の前に広がるエメラルドグリーンの海、その木陰で昼寝。こんなビーチで昼寝なんて最高!2時間ほどしてビーチバレー。。。その後またボートで戻り帰宅。
たわいのないこの南国生活。アタシは改めてこの島に来てよかった~って実感しました。
たわいのないこの南国生活。アタシは改めてこの島に来てよかった~って実感しました。
ビーチバレー対決
スランプにおちいっていたアタシはしばらくは海に入れなかった。ショップにいたウェイク仲間達とキャプテンとでビーチバレーをする事になった。全員裸足、水着にサングラス。練習がてら円陣組んでまずはパス。するとどこからともなく若い観光客の男子が6人集まった。ゲームをする事になった。うちのゲームルール、負けたチームが勝ったチーム全員のドリンクを買いに行く!という罰ゲーム。了承の上でいざ対決するとこれまた以外に相手が上手い。今まで海が荒れて滑れない日やLow tide(引き潮)で水がなくてボートを出せない日は決まってビーチバレーをしていたアタシ達は勝つ自信があった。ところが・・・あれよあれよとポイントは取られてく。結果、彼らは圧倒的な強さでアタシ達を倒した。張り切って言っていた“罰ゲーム”をしなければならないはめに。後ほど聞いたところ、彼らはバレーボールの経験者である事を聞かされた。ボロボロにやられたあげく、自ら発した“罰ゲーム”をしなくてはいけないのは非常に悔しかった。でもいい汗をかけて楽しい時間だった 。ウェイク仲間と笑顔で楽しく過ごしたのはあの出来事以降、久しぶりだった。
スランプ
彼が亡くなって1週間。後日、彼のご両親に聞いた話、彼の死因は既往症。だいぶ以前に脳の手術歴があり医師からは激しい運動は控える様に指示があったらしい。たまたまあの日、クラッシュした時の衝撃が手術した脳に響いたとの事。しかしながらこの事実は彼が帰国後、司法解剖で分かった事だった。ウェイクボードショップでは事前に必ず病歴確認で自署・捺印をしなければならない。彼はウェイクボードをしたいが為に手術・病歴はないと記入したようだった。
あれ以来、久々にウェイクボードをしにビーチに出向いた。ゲレンデにボートを出し最初にロープを投げた。ボートキャプテンはロープを引きずったまま50メートルゲレンデを突っ走った。キャプテンは言った。『亡くなった彼をひっぱってあげたかった』と。キャプテンは涙でいっぱいの顔で『喜んでくれてるのかな』とつぶやいた。アタシは色んな思いでいっぱいだった。
アタシはあれから海が怖かった。海に入るもびびってしまって何も出来ない。先に壁がある、なぜかスランプにおちいっていた。
あれ以来、久々にウェイクボードをしにビーチに出向いた。ゲレンデにボートを出し最初にロープを投げた。ボートキャプテンはロープを引きずったまま50メートルゲレンデを突っ走った。キャプテンは言った。『亡くなった彼をひっぱってあげたかった』と。キャプテンは涙でいっぱいの顔で『喜んでくれてるのかな』とつぶやいた。アタシは色んな思いでいっぱいだった。
アタシはあれから海が怖かった。海に入るもびびってしまって何も出来ない。先に壁がある、なぜかスランプにおちいっていた。
そして別れ
彼と最後に滑ったウェイクボード。それがつい昨日だったなんて…。“出会いがあれば 別れもある”というけれどこんな別れ方ってありますか?つい昨日、いつもの様に一緒に海に入り同じボートで一緒に滑り、同じ昼ご飯を食べて同じ時間を過ごしていた彼が突然私達の前からいなくなった。
その連絡を受けたのはついさっき、『ボートの上で息をひきとった』という知らせが共通の友人から入った。その当日アタシはたまたま別の予定がありビーチには行かなかった。連絡の後すぐに病院へ駆けつけたが時すでに遅し。彼は、みんなに“さよなら”も言わずに逝ってしまった。事実を受け止める事が出来ずアタシはしばらく呆然とし、ただ時間が過ぎた。この時ほど、夢だったら…と思うことはない。悲しくて、いてもたってもいられなかった。彼はあくまで観光客。日本に両親もいる。翌日、彼の両親と兄弟が彼を迎えに来た。みんなでお別れをしなければならない。とても辛かった。胸が苦しかった。彼と話した事、彼のウェイクボードへの思い、秋にあるこの島での大会の事。そして同じ価値観を持つこの島の魅力について語ったり、時には恋愛話も。あ~だこ~だくだらない話…。全てが甦る。つい昨日の話。昨日まではいっぱい話してたのに…。彼はこれでよかったのかな。人生波乱万丈に過ごせたのかな。やり残したことはないのかな。もしあるなら、みんなで出る約束してたウェイクボードの大会かな。きっとこの島のこの海、このゲレンデで今もずっと見守ってくれていると信じてます。あなたとは生まれ変わったらまたどこかで会える様な気がするのでさよならは言いません。きっと、きっとまた必ずどこかで会える日を楽しみにしておくよ。
See You Again...
その連絡を受けたのはついさっき、『ボートの上で息をひきとった』という知らせが共通の友人から入った。その当日アタシはたまたま別の予定がありビーチには行かなかった。連絡の後すぐに病院へ駆けつけたが時すでに遅し。彼は、みんなに“さよなら”も言わずに逝ってしまった。事実を受け止める事が出来ずアタシはしばらく呆然とし、ただ時間が過ぎた。この時ほど、夢だったら…と思うことはない。悲しくて、いてもたってもいられなかった。彼はあくまで観光客。日本に両親もいる。翌日、彼の両親と兄弟が彼を迎えに来た。みんなでお別れをしなければならない。とても辛かった。胸が苦しかった。彼と話した事、彼のウェイクボードへの思い、秋にあるこの島での大会の事。そして同じ価値観を持つこの島の魅力について語ったり、時には恋愛話も。あ~だこ~だくだらない話…。全てが甦る。つい昨日の話。昨日まではいっぱい話してたのに…。彼はこれでよかったのかな。人生波乱万丈に過ごせたのかな。やり残したことはないのかな。もしあるなら、みんなで出る約束してたウェイクボードの大会かな。きっとこの島のこの海、このゲレンデで今もずっと見守ってくれていると信じてます。あなたとは生まれ変わったらまたどこかで会える様な気がするのでさよならは言いません。きっと、きっとまた必ずどこかで会える日を楽しみにしておくよ。
See You Again...