開催場所：イマーシブフォート東京
開催期間：常設
利用料金：3500円(別途1dayパス必要)
参加人数：1人〜(1公演最大180人)
体験形式：イマーシブシアター(回遊型)
所要時間：約90分
オススメ度(10段階)：8
没入度(10段階)：8
怖さレベル(10段階)：1
※核心となるネタバレに関しては触れていませんのでご安心ください
■これぞイマーシブシアター！
これこそ、まさにイマーシブシアター！
日本で主に浸透している回遊型(自由に見たいところを見に行ける)イマーシブシアターです！
ただ、初めてイマーシブシアターというものに参加するというなら、最初は戸惑うかもしれません…
どこを見ればいいのか、誰についていけばいいのか…
時間が経つにつれて慣れていくかと思いますが、それが分からないとあまり楽しめないかもしれません…
見るところが多すぎるんです！！！笑
■総勢45名以上のキャスト！
なんと、この「ザ・シャーロック」はイマーシブフォートのアトラクションで
ダントツトップのキャスト数！！！
ちなみに「江戸花魁奇譚」はキャスト20人です…
その倍以上！
48人のキャストがベイカー街のあちらこちらにいます！！！
全員に会うことすらも難しい！？
こんなキャラいたんだ！ってのも多々あります…
それも何度でも楽しめる理由の一つですね！！！
■あなただけが目撃する…？！
「ザ・シャーロック」ではキャストが多い分、エリアも広く、かなり分散するようになっています。
なので、時には自分だけが目撃するシーンもあったり…
それも物語の中に没入できる要素の一つです！
土日祝などの繁忙期は運が良ければ遭遇できますね！
平日であればゲスト(観客)も少なく、そういった場面に遭遇しやすくなるかも…
気になる人について行ってみよう
このイマーシブシアターを最大限楽しむには気になるキャストについていくのがオススメです。
途中で別のキャストに乗り換えても全然オッケーです！
例えば、最初はシャーロックホームズについて行ってたけど、途中で助手のワトソンの方が気になり、そっちについて行った…なんてことも全然アリです。
また、あの人の行動が怪しいからついて行ってみよう…など、理由は様々ありますが、気になるキャストについていくことで物語の1つの真実に遭遇するかもしれません。
ただ、ゲストが入れない場所にキャストが捌けていくことがあり、終始ついていくことができません。
こればかりはあくまでもテーマパークとしてのイマーシブシアターなんだなと感じてしまうところでした。
■時にはあなたが「物語」に関わる
基本的にこの「ザ・シャーロック」では
観客はキャストからは見えない存在です。
ただ、とあるタイミングで認識され、物語に大きく関わるなんてことも…
私はとある場所で殺人事件の現場に遭遇し、それを目撃した別のキャストさんが私を認識し、復讐を手伝って欲しいと持ち掛けるのです！！！
そのままキャストに腕を持たれ、いたるところ連れ回され、挙句の果てには毒をコップに入れてしまいました…😱
そのような感じで、自分が物語に関与できるんです！！！
そんな体験もしたので、非常に貴重な体験でしたし、楽しかったです！
でも一体なぜ、見えないはずの観客が見えることがあるのでしょう…
一説では魔女のような存在が囁かれ…
■総括
個人的にはイマーシブフォートで一番満足したアトラクションでした！！！
大きな不満は主に2点
・ゲストが多い時は没入感が削がれてしまうこと
・ゲストの入れないバックヤードが存在
まず、1点目…
特にシャーロックホームズは主人公なので人が集まりやすく…
ぞろぞろ列をなして、進んでいくのは本当に大変そうでした…
最大の定員である180人いたとすると、キャスト1人に対して平均してゲストが4人ほどついていることになります。
これならまだバランスよく思われるかもしれませんが、キャストが常に1人で行動してるわけではなく、人気差があるわけなので…
やはり平日の空いてる時に行くのがオススメです！
かなり没入感が得られますし、自分しか目撃していない場面にも遭遇しやすくなります！
なので、混雑時と閑散時で評価が大きく変わってしまうおそれがあるコンテンツでした…
一方、2点目のゲストが入れないバックヤードがある点。
通常、イマーシブシアターではバックヤードがない場合が多く、終始キャストを追うことができるのですが、「ザ・シャーロック」ではキャストがバックヤードに捌ける時があり、ついていくことができなくなります。
バックヤードの存在は没入感を削いでしまう要因となります。
ここまで悪いことばかり書いていますが、それを上回る演出と構成…！
悪いことなんて忘れてしまいます(笑)
それにしても、同時多発的にいろんなことが行われてるので何度もリピートしたくなりますね…
ただ、リピートする度にバンダナもらうのはちょっと…笑
ゲストとキャストを区別する目印のような感じで装着するのが必須…
すでに持ってる人はリピート割とかでちょっと安くしてほしいです…
それにしても雰囲気はバッチリのベイカー街…
公式Xの画像をいくつか拝借…
(画像は公式Xより引用)
本当に広いエリアです…
(画像は公式Xより引用)
ここは何の部屋でしょうか…
(画像は公式Xより引用)
映えスポットはたくさんありますが、撮影禁止です(笑)
全体的なストーリーはエンディングショーがあるのでほとんどのゲストが理解できるでしょう…
ただ、自分が目撃したシーンによっては全然理解できないかもしれません…
そんなに殺人事件起こってたんだ…っていう…
また、けっこうSFチックなところもあるので、そこはそういう世界観なんだと割り切ってください。
…でないと、物語に没入できないですよ！
あとは、イマーシブシアターとしての注意事項や周り方など、初心者の方にも分かりやすい配慮をしてほしかった気持ちはあります。
せっかく、前説で注意事項があるのですから…
しかし、全体的にはとても評価できる内容で、ヴィーナスフォートの跡地を最大限に有効活用させたアトラクションだと思いました！
これは何度も行って物語の全貌を掴みたい…
シャーロックホームズも知らない真実が眠っていそうです…
是非皆さんも体験してみてくださいね！！！
では！！！
