開催場所:松坂屋上野店6階催事場
開催期間:2026/9/19〜9/27
利用料金:3850円+手数料143円
参加人数:1人〜
体験形式:観劇
所要時間:約90分
オススメ度(10段階):8
没入度(10段階):5
怖さレベル(10段階):0



※核心となるネタバレに関しては触れていませんのでご安心ください










人間観察BOXとは 

マーダーミステリーやイマーシブコンテンツを手掛けるウズプロダクションの全く新しい形の体験型コンテンツです。

観客は観察者となり、隕石衝突前の人々たちをBOXを通して見届けます。

人々はどのような思いでどのような行動をし、最後の日を送るのか…

BOXの中ではキャストが生で演技をしており、新しい観劇スタイルと言っても過言ではありません。

どんな体験だったか、ネタバレにならない範囲で書き記したいと思います!






体験レポ 

会場は松坂屋上野店の催事場でよく◯◯展などを開催しているイメージの場所です。

受付を済ますと注意事項を渡されます(のちに回収)
写真撮影OKです!
ただし、撮影できない場所もいくつかあります。

動画は全面禁止です。

BOXの窓は低めの位置と立った時の位置と高さが2通りあり、低めの位置は椅子があります。
ずっと立ったままというのも疲れるので時折椅子に座っていました(満員回だと椅子取りゲームになる)


BOX内の様子はこんな感じ…
この方は観察者に語りかける存在で、人間観察BOXのイントロダクション的存在です。

体験レポと言ってもほとんどネタバレになりそうなので写真からどんな体験か想像してみてください…
思い詰めた2人…
ここはラジオ局で最後の放送をしています…

両思いそうな2人…
まだ付き合ってないみたいですが、最後の日を迎えます…

大切な人と過ごすも…

隕石衝突の光景が…
ローグ・ワン(スター・ウォーズ)みたいな終わり…

この人はいかにも博士ですね…

何やら神妙な面持ち…

いったいどのような展開が待ち受けているのでしょうか…


みなさん、どうでしたか?
少しでもイメージはつきましたか?
写真撮影OKの場所でもこれはネタバレでは?という箇所があり、それらは載せていません。

それこそ何も情報なしで体験してみて欲しいのです…

衝撃の展開が待っていますよ!!!






これは新たな観劇スタイル 

これは全く新しい観劇スタイルだと思いました!

各BOXでキャストが数分間のシーンを何度も演じている…
それを観客が巡回し、ストーリーを追っていく…

キャストにとっては何度も同じシーンを繰り返し演じる負担があるでしょうが、長台詞を覚える必要がありません。
何なら音声は既に収録済みのもので立体音響として聞くのです。

これはあらゆるコンテンツに活用できるのではないでしょうか?

BOXを巡回するスタイルにしても所要時間は90分と、一般的な舞台と同じくらいのボリュームですし、素晴らしいシステムです。

しかも、隕石衝突前の数分を描くというアイデアが最高です。

巡回システムと物語設定が絶妙に掛け合わさったコンテンツだと思いました!






気になった点 

全体的には非常に良かったのですが、新しい試みというのもあり、気になった点がいくつかありました。


①機材がごちゃごちゃしている
BOX内の機材がごちゃごちゃしていて没入感が削がれる要因となりました。会期中盤から隠されるようになったみたいですがそれでもまだ隠しきれてない状態でした…
先述の画像にもその光景がちらほら見えるかと思います。
たくさんのヘッドホンに繋いでいるので配線が多すぎる!!!笑


②姿勢が疲れる
空いている回であれば、座るか立つか選べますが、混雑している回だと椅子取りゲームになってしまう。
また、身長にもよるが中腰になってしまい疲れる。
私はあまり感じませんでしたが、そういった意見がSNS上で散見されました。
会期すぐはカーテンをめくりながら観る必要もあったらしく、マグネットで留めれるように改良されたのは迅速かつ素晴らしい配慮です。


③キャストのイヤホンが気になる
キャストはヘッドホンの音声に合わせて演技をするので音を聞くためにイヤホンを着けています。
かなり近い場所で演技を観るのでそのイヤホンがどうしても気になってしまうのです…
人によっては有線イヤホンで機材と繋がれてるのも気になりました…
この点は指向性スピーカーで改善できるんじゃないかと思いましたが…(お金がかかりすぎる←)
指向性スピーカーは特定の場所にだけ音を流せるスピーカーでBOX内のキャストに照準を合わせればキャストにだけ音が聞こえます。
そもそも観客はヘッドホンを着けているので普通のスピーカーで小音量で流してても気にならないかもしれませんね…



主な気になった点はこんな感じでした!
このあたりも改善できれば、より良いコンテンツになったことかと思います!






総括 

非常に挑戦的な内容で面白かったです!
課題もたくさんありそうですが…

ウズプロダクションが手掛けるコンテンツということで、イマーシブ(没入体験)の要素があると思いきや、今回はイマーシブを謳っていません。
あくまでも観客は「観察者」なのです。

そういう点ではイマーシブシアターのアノニマス形式(キャストからは見えない存在)に似ているように思います。

BOXという壁を隔てることで、舞台と客席が分離されているため、イマーシブコンテンツとはまた異なるジャンルと思った方がいいでしょう…
「観察者」という役割は与えられますが…

マーベルの世界でいうウォッチャーの存在に等しいです。
インカージョン(崩壊する世界)を見るウォッチャーになれるコンテンツが今まであったでしょうか…

途中、スゴイことをしていたり、まさかの展開が起こったり…
こればかりはネタバレになるので詳しい話はできませんが、人間観察BOX第1弾でやる内容ではないです!!!(いい意味で)

でもこれはいろんな物語を描ける可能性を秘めた新しい形の表現方法なのかもしれません…
出口の先にはフォトスポットが…

是非ともシリーズ化してほしいものですね…
いろんな物語を見てみたい…



では!!!