ドラマ「ザ・トラベルナース」ありえないが面白味に | 文化の海をのろのろと進む

文化の海をのろのろと進む

本、映画、演劇、美術、音楽など、ジャンルを越えて扱う雑食文化系ブログです。更新はマイペースです。雑誌を読む様な気持ちで楽しんで頂ければ幸いです。

 ご訪問ありがとうございます。

 

 うしずのです。

 

 テレビ朝日で木曜夜9時から放送されていたドラマ「ザ・トラベルナース」私はあまり期待していませんでしたが、2話目をたまたま見て面白かったので見続けていました。

 

 

 

 

 トラベルナースの二人はとにかく、ありえない事をするんです。医師に意見したり、いざという時にはナースがしてはいけない医療行為をしたり、余命幾ばくも無い患者の夢を叶えるため一緒に映画をつくったり。こんなナースありえないです。現実にいる訳ない。でも、そこがツッコミどころというより面白味になっている所が良かったです。

 

 脚本が「ドクターX」を書いた中園ミホさんだそうですけど納得ですね。「ドクターX」の大門未知子も、あんな医者ありえない…けど、そこが面白いでしたからね。

 

 

 主演の岡田将生さんカッコ良かった。オッサンの私が言うのも変かも知れませんが可愛かった。そして熱さが眩しかったです。中井貴一さんの堂々たる佇まい、時に辛辣な言葉を放つクセの強さ、最高でしたね。この2人のコンビが本当に良かったです。

 

 悪役っぽいキャラの病院長の松平健さん、美食家の名医を演じた六角精児さん、ベテランが今までのイメージと違う役で好演されていたのも良かったです。

 

 他のナースさんも実力のある寺島しのぶさんや安達祐実さんのが脇を固めていて安定感が産まれていたと思います。

 

 それと私、地味に好きだったのが野呂佳代さんでした。こんなナースいそう感が凄いんですよ。彼女のリアルな佇まいが、トラベルナース二人のありえない感を引き立てていたと思います。

 

 

 

 「ザ・トラベルナース」を見た事が無いけど、興味を持ったという方はこちら見て頂けると、どんなドラマか分かりやすいかなと思います。

 ↓

最終回直前!6分で振り返るダイジェスト ザ・トラベルナース

 

 

 

 本当にいいドラマでした。シリーズ化を希望します。

 

 

 

 最後まで読んで下さり、ありがとうございました。