文化の海をのろのろと進む

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本、映画、演劇、美術、音楽など、ジャンルを越えて扱う雑食文化系ブログです。更新はマイペースです。雑誌を読む様な気持ちで楽しんで頂ければ幸いです。

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 うしずのです。

 

 今回は韓国の作家ハン・ガンさんの作品「すべての白いものたちの」の感想を書かせて頂きます。
 ノーベル文学賞を受賞された事で、この作家の存在を知り、どの様な作品を書いているのか気になって読んでみました。



「すべての白いものたちの」  ハン・ガン 著  斎藤真理子 訳

 河出文庫





 エッセイの様でもあり、詩の様でもあり、小説の様でもある作品でした。モノクロの写真も添えられています。カテゴライズは必要ないと思いますが、あえてするなら、この作品はアートだと私は思います。

 読み始めてすぐに自分にとって、とても価値のある本だと分かり、言葉たちを噛みしめる様に読み進めました。悲しいけど静かで美しい、この本の世界をゆっくりと深く味わいたかったので。

 生と死が交錯する所に立って世界を見ている。世俗から離れているけど魂には寄り添っている。そんな作品です。

 大好きな本が一冊増えました。

 

 

 

 最後まで読んで下さり、ありがとうございます。