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6/18 関東オークス

JRA勢が独占も有り得るこの一戦。牡・牝ともに地方クラシックでの大将格が不在。ならばクラシック以前に、話を戻し昨期の女王を狙いたい。
本命はマダムルコント。転厩しての芝ニ戦は度外視出来る。なによりJRAに転厩したことによる、坂路調教により胸前が逞しくなり、ボンネビルレコードからもその効果は窺い知れる。今回は人気も無く、完全に盲点となった。狙うべくはまさに今回。激走でもなく力を出せば十二分に勝ち負けと踏んだ。
対抗は13。人気先行の感は有るが、クロフネ産駆は総じてズブい。そんな馬が川崎には合う。強気に早めに動けば粘れるメンバーで、馬格があるので外枠もプラスだ。
単穴は4。こちらは前走フケだったと厩舎サイドが言うように、仕上げ途上だっただろう。使って良くなるタイプだけに怖い存在。
10も突き抜けて不思議ない。13と似た血統背景だがフレンチの方が軽く、川崎適性を考えて四番手とした。
穴には14。前走より更に調子をあげているし、再度着狙いに徹せる有利さもある。
7は評価の難しい所だが、連下が妥当な範囲か。力は有るが休み明けの交流戦では、不安の方が多いだろう。

6/11 京成盃GM

メンバーも一様に揃い、先のさきたま杯よりも個人的には、興味深い一戦となった。新星デスモゾームがそのさきたま杯を自重して、こちらに照準を合わせたのも秋に向けて展望を広げたい表れ。粒ぞろいの南関マイラーに56キロの斤量で臨む、この一戦は間違いなく試金石になる。

本命は無論デスモゾーム。実に復帰後7連勝でマイルGまでを制覇した。確かに2着フジノウェーブとは大きな斤量差があったが、外枠から押して番手に付け、逃げたナイキアディライトを早めに潰しながら、最後差し返した競馬は一介の条件馬に出来る芸当ではない。ここを勝って南関マイル界の大将格になってもらうことを期待したい。

対抗はプライドキム。さきたま杯でも対抗に推したが、完全にリズムを取り戻しつつある。ここは先行勢を見ながら捲れる相手関係。デスモゾームに肉薄するとすればこの馬とした。

単穴には的場J加味しての10。前走のような積極索なら元より底力が一枚違う。
以下、5・8・9をヒモとして5枠2頭はばっさり切りたい。穴という穴馬もいないので、ここは11=13、10=11 の2点で勝負したい。

東京優駿 調教解説1

馬番表記です。

1、前走から間が無いので最終は馬也。先週絶好も多少輸送を気にした。動きは素軽い。(B)
2、時計は3本。タイムは平凡だが動きはまずまずも 終始軽目。(C)
3、使い詰めも意欲的な中間。5本併用で直前もびっしり追った。疲れは無く思うが。(B)
4、併用で5本。タイム、動き良好。しっかり乗り込むも口向きからは、右回りベターか。(B)
6、併用で7本。質・量ともに文句なし。当日520前後なら万全。(A)
8、終始軽目。動きも平凡で幼さ残る。(C)
9、併用で4本。最終で態勢整う。上積みは無いが良好。(B)
10、7本併用。稽古駆けしないので十分。熱心に乗り込む。(B)
15、9本併用。熱心な中間。輸送含みここが目イチ。限界の仕上げを施した。(A)
17、5本ポリトラック。ラスト伸ばす調教。動き良好も長目無いのが、どうなるのか。(C)
18、7本併用。馬也ながら熱心。最終苦しい位置も踏ん張った。気配は良好。(B)

やはり生涯一度のダービー。究極の仕上げを期待したい。調教からは、意欲を見せた3・6・15を評価したい。特に15は入厩から1番の状態だ。