島根の旅、備忘録でございます

神話の里ですからナントカのミコトとか・・・いろいろ謂われのある神様を祀っている神社があちこちに点在。



熊野大社


こちらに祀られている祭神の名は、
伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命

「伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなご)」=父神である伊邪那伎命がかわいがった御子
「加夫呂伎熊野大神(くまののおおかみ)」=熊野の地の神聖なる神
「櫛御気野命(くしみけぬのみこと)」=素盞鳴尊(すさのおのみこと)の別名


殖産興業・招福縁結・厄除の大神として多くの参拝客が訪れているようです。

街を歩けば


しめ縄が立派です。
街を歩けば


拝殿
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鑚火殿(さんかでん)

この鑚火殿の中には、発火の神器である燧臼(ひきりうす)燧杵(ひきりきね)が大切に保管されており、祭りや神事の際にはそれを使って神聖な神火を起こすのです。
ヒノキの板でできた100×12×3㎝の燧臼に、ウツギでできた長さ80㎝、直径2㎝の燧杵を立てて両手でも力いっぱいもむという、昔ながらの「錐もみ式」で、この火起こしの方法は素盞嗚尊が伝えたとされています。



街を歩けば

熊野大社には多くのお祭がありますが、これらのなかで最も有名で、熊野大社の特色がよく表れているお祭が「鑽火祭」です。



毎年10月15日に行われる「鑚火祭」では、
出雲大社の宮司が11月23日の「古伝新嘗祭」に使用する神聖な火を起こすため、
この燧臼と燧杵を受け取りに熊野大社を訪れます。

この授け渡す儀は「亀太夫神事」と呼ばれ、出雲大社が納める餅の出来映えについて熊野大社の下級神官である亀太夫が、色が悪い、去年より小さい、形が悪いなどと苦情を口やかましく言い立てるという一風変わった神事。

そのほか、各国の民俗音楽や舞が奉納される「庭火祭」など、
他の神社にはない神事があるそうです。

機会がありましたら訪れてみてはいかがでしょうか。



さざれ石

君が代にも歌われているさざれ石。
日本に一つしかないと思っていたら、全国あちこちにあるんですね。

熊野大社には平成12年に奉納されたようです。
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