稲の受難~雨風&けもの | はるかぜのきみ通信

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 こちらは、5月に田植え体験をしてもらった田んぼ。8月25日撮影。稲穂が垂れ始め、2週間ほどで収穫になります。手前の丸いドカンが目印。おいしい米がとれる通称「ふきやま」の棚田。我が家では家の西にあるので「西の田んぼ」といっていますが、1反ほどの田んぼが1枚だけ。近所の方が耕作できないので、あと8枚6反ほどでコシヒカリを育てています。今年は、苗から育てているので、本当に我が子のように思えてきます。

 
 我が子のような稲に受難が襲ってきます。まずは、今年初めて請け負った田んぼでは、稲が雨風によって倒れ始めています。田んぼの真ん中あたりの水はけが悪いのか、水がしみ出ているのかわかりませんが、稲が青く、その部分が倒れ掛かっています。
 このあたりではコシヒカリは、倒れやすいので敬遠されがちですが、私は味が良いので帰郷して13年間コシヒカリに挑戦しています。今年初めてこんなことになりました。ベタっと倒れてしまっては手で刈ることになってしまうので、そうなる前に稲の株を4つごとにたばねて藁でくくって倒れないようにする作業をしています。とんでもなく手間がかかる作業です。さらに、午前中は稲が濡れているので、カッパを着ての作業で、日光が出たりすると蒸れ蒸れ。長靴にもカッパにも田んぼのどろがついてどろどろ。数時間の作業後に家に帰り、すぐにシャワー・・・ということを繰り返しているここ3~4日。28日ごろに台風が来て、田んぼの稲が全部ベタ倒れにならないようにがんばっています。
 おまけに、コンバインで刈り取る前には、結んだわらを全部ほどかないと、コンバインで脱穀する時詰まってしまうらしいので、その作業もしなくてはなりません。

 

 

 そして、もう一つの受難がけもの。電気柵を設けているのですが、どこからか侵入して田んぼの中を歩いています。