棚田の法面の草刈り~趣味としての草刈りマイスターへの道 | はるかぜのきみ通信

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 今年4月から後山地域で復活を目指してきた8枚の棚田ですが、8月ごろに草刈りと耕運をして以来、雑草が伸び放題。今年最後の手入れをすべく、草刈りをしています。ネックは、くずのつる。田んぼの中に侵入し、耕運の妨げになります。
 10月末くらいまでを目指して草刈りを始めました。が、一緒にやってくれる予定の方が都合がつかず、しかたなく一人で草刈り作業を始めました。一人作業は、本当に疲れます。ごろごろと大きな石がある荒れた法面なので、足元が安定せず、体勢が何度もぐらつき危ないです。作業を始めて2日目で、ようやく写真を撮ることができました。中央に写っている法面は、上から3つ目。安定しない50mくらいの長さの斜面を2回通り。その上の斜面は4回通り草刈り機を稼働させました。手前側から向こうまでなかなか到達しません。

 
 こちらは、上から3番目の法面。田んぼと法面の境目が分からなくてはトラクターで耕運しにくいので、田んぼの水平面の一通り刈りました。(写真では分かりにくいかもしれません) 
 
 10月27日、2日間の作業で法面の草刈りが終わりました。立っている草を草刈り機でなぎ倒していって、最後に立っている草を刈り取った達成感は、なかなか爽快です。自分の仕事の成果がすぐに見えるのが、農作業の良い所です。また、作業中は、けがの危険があるので、余計なことはすべて忘れるので、心のリフレッシュになります。それなりの請負作業賃はいただくのですが、それ以上に、草刈りを楽しむ、草刈りで体力づくりするなどの積極的位置づけをしないと作業意欲が湧き出てこない仕事です。こうなれば、趣味として草刈りマイスターへの道を模索するのがいいのかなと思っています。
 その上で、考えたこと(現状でのコツ)。
①一定のリズムで草刈り機を動かしながらも、同じ姿勢での作業を長時間やらない。→作業の効率化を図りながらも、特定の筋肉への負荷を軽減できる。
②できるだけ、法面の上と下からの作業を増やし、斜面に立って作業しないようにする。特に、下側からの作業で、1歩だけ足を踏み出して30センチほど上を刈る。→特定の筋肉への負荷を軽減できる。
③できるだけ、草刈り機の回転数をあげない(そのためには、目立てをした刃を複数枚準備して切れなくなったら交換する。こまめにアクセルを調整する。)→燃費向上。刃こぼれ防止。
④負荷が最大になる前に休憩する。→膨大な作業なので最後まで筋力を持続させ、危険回避の筋力を残しておく。
 
 30日月曜日には、地域起こし協力隊2人も参加してくれそうなので、田んぼに侵入してきたクズのツルを退治して、耕運の準備をする予定です。